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90後（1990年代生まれ）にとってはなじみ深い中国の猫背改善・姿勢矯正インナー「背背佳」が最近、ライブコマースで大人気商品となっている。そして、90日間で売上高が1億元（約21億円）を超えたというトピックが、検索のトレンド入りしている。

コンテンツデータプラットフォーム「蟬媽媽」によると、「背背佳」の公式アカウントは三つあり、それぞれ8～9回のライブ配信を合わせて4時間以上実施している。そして、8日に「背背佳」関連の商品がライブコマースの医療・ヘルスケア系商品ランキングで1位にランクイン。さらに、ここ90日間の売上高が同プラットフォームのアルゴリズムで表示できる最高金額である1億元に達し、延べ1億元を超えた。

その売れ行きをメディアが報道すると、「『背背佳』が再ブレーク」「背背佳の90日間の売上高が1億元超に」といったトピックが検索のトレンド入りし、最近は影を潜めていたような「背背佳」が再び脚光を浴びた。

では、今になって「背背佳」が爆発的に売れているのはなぜなのだろうか？長時間デスクワークをしているホワイトカラーや美しい体型をキープすることを重視している今の若者は「体形の悩み」を抱えており、「背背佳」のような商品はそのような若者の心をわしづかみにし、ECやライブコマースで人気が高まり続けている。

リサーチ会社・飛瓜数据のデータによると、今年1月、姿勢矯正インナー関連の商品の売上高が前月比で482％増となり、マタニティ・ベビー系のヘルスケア商品を大きく上回った。年齢別で見ると、40歳以下の女性がその主な消費者で、うち24～30歳の女性が全体の41．43％を占め、「主力軍」となっている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）