目が覚めるとそこはパラダイスだった。
いや、パラレルワールドなのかもしれません。
そんなインパクトのある手術が行われました。
そうです、頭部移植です。
頭部移植とは頭を別の患者の体と交換するというかつてない「倫理性」の問われる手術です。
手や足などのパーツは実例があるのですが、頭部は人類史上初なのです。
ー頭を交換するこの実験はイタリアのセルジオカナヴェーロ氏が中国で行なったということです。
以前から行うことを予告していたようですが、ついに実現させたとのことです。
18時間の手術の末、脳死状態のドナーと接続を無事に完了。
脊椎、神経、血管などが正常に機能しているとのことです。
つまり目が覚めれば別の体となっており、感覚神経なども正常に動くという、まさにロボットのように首を付け替えることが出来るという発想です。
セルジオ・カナヴェーロ氏いわく、これは、医学的、神経学的状態のためであり、延命するためではないとのことです。
頭を交換したのは筋ジストロフィーで車椅子生活を余儀なくされている、ロシア人のバレリー・スピリドノフ氏(32)さん。
以前から、カナヴェッロ氏と任暁平医師と頭部移植手術の計画を発表しており、今回実現に踏み切ったとのことです。
もちろん本人同意の上でしょう。
バレリー・スピリドノフ氏いわく「今ある自分ではないちょっとでも幸せな体をてにしてみたい」と述べているとのことです。
もちろん事実であれば人類史上初の頭部移植成功となりますが、今後この手術に関し色々と物議をかもしそうですね。
それにしても「セルジオ・カナヴェーロ」氏の「ステーィブジョブズ感」は異常です。
画像掲載元:Facebook / Prof. Sergio Canavero, MD掲載元
【日時】2017年11月22日(水) 11:48
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