✝ キリスト教

「明日自身が思いわずらうであろう」

「明日の自分」ではなく、「明日自身」が思い煩うという一見変な日本語。

しかしもしかすると、明日の自分は今日の自分とは別であり、昨日の自分は今日の自分とは違う、ということかもしれない。

時空の構造の真理を、イエスは知っていたのかもしれない。

過去は記憶の中にしかない。遺跡など痕跡は現在にも残っていても、過去そのものは過ぎ去ると完全にどこかへ消えてしまう。

実質、現在しか物理的に存在しない。現在は限りなく長さがゼロに近い時間の一瞬。その前後は脳内にしかない。

そう言われても．．．

純金の燭台…は花弁がなければならない。
　　　　　　　
寝所の燭台は、真ん中に一本の硬く太いろうそくが立ち、その両側に五本ずつのろうそくがそろい、合計十一本の光が寝所を照らしました、
燭台は、寝所で✖️✖️をする女のためではなく、「暗やみの中にすわっていた人に、光が上った」（マタ４章16節）という光です。そして、「わたしは世の光である。わたしに従う者は光を持つ」（ヨハ８章12節・新世界訳）と主が自己紹介した「光の国から僕らのキリスト」です。

　暗黒は恐怖ですが、暗闇の中に陥っていても、そこにとどまるならば希望を持てます。その暗闇とは人々に　苦難、悲しみ、痛みを与えているお方を知ることです。キリストこそ、そのお方です。

　ある詩人が…「キリストは、片手に光るものをもって人の頭をすっかり照らし（救いを示し）、もう一方の手を人の足の間に置いてそこをもんでいる（罪）」と歌いました。

　友よ。この光に自分の服を捨てすべてをさらしてください。この人は、単なるキリスト（引き裂いたパン）と、執り成しているキリスト（全焼のいけにえ　処刑台）の元へあなたを捕縛して引き行く（ローマ兵）です。あなたも栄光の十字架で処刑されましょう。