🎾 テニス

イズナー 逆転で2連覇5度目V

ジョン・イズナー
5度目の優勝を果たしたイズナー
画像提供： ゲッティ イメージズ
男子テニスのBB&T アトランタ・オープン（アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250）は２９日、シングルス決勝が行われ、第１シードのＪ・イズナー（アメリカ）が第８シードのＲ・ハリソン（アメリカ）を5-7, 6-3, 6-4の逆転で破り、２連覇と５度目の優勝を果たした。

織、ファイナル出場へ前進　ライバルのイスナーがフルセット負け
11/2(金) 0:18配信 スポーツ報知
錦織、ファイナル出場へ前進　ライバルのイスナーがフルセット負け
錦織圭
◆テニス　パリ・マスターズ大会　第４日（１日・パリ）　▽シングルス３回戦　ハチャノフ２（６—４、６—７、７—６）１イスナー

　世界ランク９位で第８シードのジョン・イスナー（３３）＝米国＝は同１８位のカレン・ハチャノフ（２２）＝ロシア＝にフルセットで敗れた。年間成績上位８人で争うＡＴＰツアー・ファイナル（１１日開幕・ロンドン）は３１５５ポイント止まりで１０番手のまま。９番手の錦織圭（２８）＝日清食品＝との１４５ポイント差を詰められずに終わった。錦織は１日午後８時３０分（日本時間２日午前４時３０分）以降に、ケビン・アンダーソン（３２）＝南アフリカ＝と３回戦を行う。

　錦織の２年ぶりファイナル進出に大きな追い風が吹いた。最大のライバル、イスナーは０—１の第２セットをタイブレイクで取り切り、最終セットも互いにサービスキープが続きタイブレイクに突入。最後はハチャノフにパッシングショットを決められた。

　ＡＴＰファイナルはジョコビッチ（セルビア）、ナダル（スペイン）、フェデラー（スイス）、デルポトロ（アルゼンチン）、Ａ・ズベレフ（ドイツ）、アンダーソンの６人が既に出場を決めている。イスナー敗退により残り２枠をチリッチ（クロアチア）、ティエム（オーストリア）、錦織で争う争っている。ただデルポトロは右膝骨折で今大会を欠場し、今季中の復帰は難しい状態。ナダルも３１日の２回戦を前に、腹部を痛めていることを理由に棄権。８番手までに入れなくても繰り上がり出場が回ってくる可能性は残っている。

イズナー、ナダル欠場により歴代3番目の高齢初出場果たす＜ATPファイナルズ＞
11/6(火) 20:12配信 tennis365.net
イズナー、ナダル欠場により歴代3番目の高齢初出場果たす＜ATPファイナルズ＞
最終戦初出場を決めたジョン・イズナー[写真/ゲッティイメージズ]
Nitto ATPファイナルズ
男子テニス世界ランク2位のR・ナダル（スペイン）は腹部や右足首の負傷で最終戦のNitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）を欠場することを発表した。その結果、同10位のJ・イズナー（アメリカ）が繰り上がりで、同大会に初出場することが決定した。

【錦織らファイナルズ組み合わせ表】

33歳のイズナーは今シーズン、3月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）、7月のBB&T アトランタ・オープン（アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250）で優勝。

ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）準決勝ではK・アンダーソン（南アフリカ）と大会史上2番目に長い6時間36分を戦い、敗れたものの四大大会初の4強入りを飾った。

また、男子テニス協会のATP公式サイトによると、33歳での最終戦初出場は1970年のK・ローズウォール（オーストラリア）の36歳、1972年のA・ヒメノ（スペイン）の35歳に次ぐ史上3番目の高齢初出場となっている。

今大会ではJ・M・デル=ポトロ（アルゼンチン）も膝の負傷で欠場を発表しているため、代わりに錦織圭が繰り上がり出場を果たしている。

5日に行われた組み合わせ抽選ではグループ・グーガ・クエルテンにN・ジョコビッチ（セルビア）、A・ズベレフ（ドイツ）、M・チリッチ（クロアチア）、イズナー。グループ・レイトン・ヒューイットにはR・フェデラー（スイス）、K・アンダーソン、D・ティーム（オーストリア）、錦織が入った。