🥋 柔道・剣道

剣道 全日本選手権 西村が優勝

11月3日 18時37分



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剣道の日本一を決める全日本選手権が行われ、２８歳の西村英久選手が２年ぶり２回目の優勝を果たしました。


全日本選手権は東京の日本武道館で行われ、全国から予選を勝ち抜いた６４人がトーナメントで日本一を争いました。

熊本代表の西村選手は準決勝までの５試合すべてで相手に一本を許さず決勝に進み、東京代表で過去３回、優勝している３７歳の内村良一選手と対戦しました。

西村選手は開始直後から積極的に攻めて得意の「小手」で先に一本を奪いました。

その後も守りに入ることなく面や小手をしかけ、６分すぎに鋭い「小手」で再び一本を奪って、２年ぶり２回目の優勝を決めました。


西村選手は「おととし、優勝したことで去年は重圧に苦しみましたが、ことしは大会を楽しむことができました。内村選手には胸を借りるつもりで自分の剣道を全部出し切れば結果はついてくるのではないかと思って戦いました」と話しました。

また去年４月の熊本地震に触れ、「地震のあと、多くの方に支援してもらいました。感謝の気持ちを持って頑張っているところを見せられればと思って臨みました」と話していました。

熊本県警・西村２度目日本一　警視庁・内村との“九学対決”制す　全日本剣道
2017年11月04日 06時00分
２年ぶり２度目の優勝を果たした西村
　剣道日本一を決める第６５回全日本選手権は３日、東京・日本武道館で６４人によるトーナメントで争われ、西村英久５段（熊本県警）が２年ぶり２度目の優勝を果たした。決勝では４年ぶり４度目の制覇を狙った内村良一７段（警視庁）に小手を２本決めた。初出場で２３歳の林田匡平４段（福井県立武道館）が、畠中宏輔６段（警視庁）とともに４強入りと健闘した。史上３人目の大会２連覇を狙った勝見洋介６段（神奈川県警）は２回戦で敗退した。

　同門対決を制した西村が王者に返り咲いた。熊本・九州学院高の８学年先輩、内村との決勝。最初の一振りで小手に飛び込み１本を先取すると、６分３０秒、再び鋭い小手を決めた。

　内村は全日本選手権で歴代２位タイの３度の優勝を誇る。「尊敬する人と決勝で試合をできたのは感動の一言。そこで勝たせていただいたのでありがたい」。剣道界をけん引する先輩を破っての優勝に、しみじみと喜びをかみしめた。

　２年ぶりの優勝へ、大きな武器となったのは内村の時代から九州学院高で受け継がれてきた伝統の技だった。全５試合で奪った８本のうち７本が、同校出身者が得意とする小手。中学までは苦手だったというが、高校で徹底的に磨き上げたことで攻めの幅が広がった。

　全日本で一昨年に初優勝。昨年４月に熊本地震が発生し、県警機動隊に所属する西村は救助活動にあたった。「剣道をしていていいのか」。迷った時期もあった中で迎えた昨年大会は準々決勝で敗退した。「優勝したことで重圧があった」。それでももう一度前を向けたのは、自らが助けた被災者からの感謝の言葉と「剣道が好き」という気持ちがあったからだ。

　かつて「無心」と記していたサインに添える言葉を、今年から「想」に変えた。「いろんな人の思いがあって勝たせてもらっている。勝って恩返ししたかった」。心優しき剣士はこれからも勝利を重ねていく。　（伊藤瀬里加）

審判を目の良い若い人間にさせないと、このままではインチキ競技と言われだすぞ。
スローモーション画像なんかうつすな。子供も見てるのに。内村の小手なんか入ってないぞ。

剣道日本一　西村選手が県警本部で報告　


11/6(月) 20:13配信

RKK熊本放送


RKK熊本放送

剣道日本一を決める全日本選手権で優勝した熊本県警の西村英久五段が県警本部で優勝の報告をしました。
西村英久五段は優勝杯を手に袴姿で大勢の県警職員に迎えられました。この後、西村五段は県警の村田達哉本部長の元を訪れ優勝の報告をしました。
報告を受けた村田本部長は「県民を勇気づける優勝、おめでとう、そしてありがとう」と西村五段に声をかけました。
「被災したみなさんや色々な人から支援を頂いているので、少しでも元気づけられるような姿を見せられたらいいなと、それを伝えられていれのであれば優勝して良かったなと思います」（熊本県警　西村英久五段）