全米女子オープンで朴仁妃が今年のメジャー3連勝。
昨年はチェ・ナヨンが全米女子オープンに勝つなど、メジャーは韓国選手の5連勝中。
今季米ツアーも15戦中7つは韓国選手が勝っている。
その背景のひとつに、韓国では国策としてゴルファーを育てていることがある。
ナショナルチームのメンバーになればタダで練習もできレッスンも受けられ、国際大会にも出場できる。
韓国には日本の東北福祉大のようなプロ養成学校はないので、ナショナルチームの一員になるのがプロへの近道でもある。
親が子供をプロにすることも珍しくない。
韓国選手として初めて全米女子オープンに勝った朴セリはもともと陸上選手だったが、父親がスパルタ教育でプロゴルファーに育てた。
上手になるためには殴ることも珍しくなかったそうだ。
一家で米国に移住して子供をプロにするケースも少なくない。
経営していたガソリンスタンドを売って移住した例もある。
そうして一流のプロになれば大金を稼げるからだ。
本人の努力や才能もあるだろうが、韓国女子プロの活躍の背景には「国」と「家族」がある。
【日時】2013年07月01日(月) 10:34
【提供】日刊現代