24日午後、フィリピンの東の海上に熱帯低気圧が発生した。
気象庁によると、今後は発達を続けながら、フィリピン北部の首都マニラに接近する見通し。
一方、日本では前線を伴う低気圧の影響で、あすは北海道から北陸地方にかけて大雨への警戒が必要だ。
熱帯低気圧は24日午後6時現在、フィリピン北部ルソン島に向かってゆっくりと進みながら発達を続けている。
現在の中心気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルで、気象庁はあす以降、台風に変わるものとみて動向を注視している。
一方、日本列島は前線を伴った低気圧の影響で、25日は北日本と北陸地方で雷を伴った非常に激しい雨が降って大雨になるおそれがある。
あす午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで東北地方250ミリ、北陸地方200ミリ、北海道で100ミリに達する見通し。
今年は各地で大雨による被害が相次いでいる。
気象庁は北海道から東北にかけての日本海側を中心に大雨による土砂災害警報を発令し、厳重な警戒を呼びかけている。
【日時】2017年08月24日(木) 20:54
【提供】ハザードラボ