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■自衛隊に自ら近づいてみよう
自衛隊については災害対応では大活躍をしていますが、存在自体が憲法違反だとか、それでは憲法を変えようだとか、いろいろ取り沙汰されています。

最近の北朝鮮の挑発に対してもその無力さを感じながらも、やはり自衛隊があってこそ現状が維持されているとも感じさせられます。
GNPの約1％を占めている防衛費がどんな使われ方をしているのか、その姿を一般に披露して国民の理解を深めてもらおうとするイベントも数多く開かれています。

その中には防衛に関する課題についてのシンポジウムなどもありますが、これは一般人には敷居が高いものでしょう。

それよりは自衛隊の装備がどんなものなのかはわかりやすくもあり関心が行きやすいものです。

特に、ブルーインパルスのアクロバティック飛行は見る者を圧巻させます。

テレビで見るだけでも凄いとは思いますが、現場で見ると音や煙と共にその操縦技術の高さには恐れ入ってしまうほどです。

毎年、全国各地にある基地を中心に20数回、開催されていますので一度は出かけてみる価値は間違いなくあります。

行ってみればわかりますが、自衛艦の一般公開ですとかもなかなか趣深いものとなっています。

他にも音楽隊のコンサートも迫力があります。

統率の取られ方は毅然とした空気も感じられ、さすがは自衛隊員だと唸らせられると言われてます。

■自衛隊のイベントを楽しむ
自衛隊の各種イベントは、決して頻繁には開催されてはいません。

情報を収集して旅行のスケジュールに組み込むのも賢い選択です。

基地の見学をさせてもらえるだけでも旅行に行った価値も高まるものになるはずです。

2017年度は自衛隊の大型輸送ヘリの体験飛行が行われたりもしています。

先着で定員もあったりしますので、情報を収集しておくと思わぬチャンスを拾えます。

このような随時の記念イベントなどがおすすめです。

■自衛隊の広報施設に出かけよう
常時、自衛隊が見学者を受け入れている施設は全国各地に散らばっています。
このためだけに出かけずとも、近くを通りがかったりする際には是非、寄ってみたい施設ばかりです。
・陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」
埼玉県朝霞市にあり、陸上自衛隊の内部を紹介している施設です。
陸上自衛隊と言えば、昨今の日本の水害では頻繁に登場して最もお世話になっています。
また海外でもPKOなどで現地で建設作業などに当たっていますので好感度も抜群に高いはずです。
主にその実績を画像や映像を駆使して紹介しています。

さらには陸上自衛隊ならではの最新型の10式戦車や対戦車ヘリを間近に見ることが出来ます。

フライトシミュレータや射撃シミュレータなどの体験型の設備も充実していて子供だけでなく大人も楽しめるものとなっています。

・航空自衛隊浜松広報館「エアーパーク」
静岡県浜松市にあり、航空自衛隊が誇る人気のブルーインパルスが展示されています。

ブルーインパルスの歴史もうかがえる実物が並んでいるのは壮観なものです。

フライトシミュレータで憧れのパイロット気分を味わえる施設は、他にはなかなかないものです。

防衛力としては最も充実するべきであろうと思われる航空自衛隊についての理解も深められる資料も展示されています。

・海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」
広島県呉市にあり、海上自衛隊の任務を理解するのに充実した資料が展示されています。
主に潜水艦や掃海艇による機雷除去などに関する資料が充実しています。

外観が巨大な潜水艦になっていて存在感のある施設ですが、実際の潜水艦も展示してあり内部の様子も見学出来ます。

・海上自衛隊鹿屋航空基地史料館
鹿児島県鹿屋市にあり、海上自衛隊の任務の紹介だけでなく、旧海軍鹿屋航空隊からの歴史的資料が展示されています。

復元されたゼロ戦を身近に見られます。

また特攻隊の発進基地でもあったため、特攻隊員の遺品も展示されて歴史に思いをはせられる施設となっています。