国土交通省は22日、全国41地域の特色をデザインしたナンバープレートを発表した。
ラグビーW杯や、東京オリンピック・パラリンピック大会特別仕様のデザインプレートに続くもので、今年10月から交付を開始する。
若者の間でクルマ離れが進むなか、デザイン性あふれるナンバープレートには「走る広告塔」としての役割が課され、1000円以上の寄付金をつけることで、地域の交通網の整備や観光振興などにつなげることが期待されている。
22日に発表されたナンバープレートは、全国41市区町村の風景や観光資源を図案化したもので、たとえば福井県では恐竜の化石骨格をイラスト化したものを県内全域で採用するほか、広島県福山市周辺では、広島カープのキャラクターをとりいれたものなど、地方色豊かなカラフルなデザインが多い。
デザインは普通乗用車と軽自動車で共有するが、軽自動車の場合はナンバープレートのまわりに黄色い縁取りが施される。
今年10月ごろに交付を始める予定だが、2年後には新たに17地域が追加される見込みだ。
【日時】2018年05月22日(火) 14:36
【提供】ハザードラボ