女優の清水富美加(21)が、5月21日に放送されるスペシャルドラマ『叡古教授の事件簿』(テレビ朝日系)で初めてゴールデン帯のヒロインを演じることになった。
同作は直木賞候補にもなった作家・門井慶喜氏の『東京帝大叡古教授』(小学館)を原作に、時代設定を明治から現代に変更。
清水は藤木直人(43)扮する主人公の天才教授・宇野辺叡古の娘・さくら子となり、刑事役のココリコ・田中直樹(44)らと協力して不可思議な連続殺人事件の解明に挑む。
業界内では、これが清水のブレイクの決定打になるとの見方が強い。
清水といえば、昨年のNHK朝の連続テレビ小説『まれ』でヒロインの親友役が好評を呼んで一躍脚光を浴びる存在に。
脇役なのヒロインを食ってしまっているとの評価まであり、2013年の『あまちゃん』で脇役だったのに大ブレイクした有村架純(23)を彷彿させるとして「第二の有村架純」ともいわれている。
現在は放送中のドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)に出演し、5月14日公開予定の映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』では前作に続いてヒロインを務める。
映画では7月公開予定の『あさはんのゆげ』で主演を務めるなど、すでに扱いはトップ級になっているのだが、ドラマでは深夜帯や脇役での起用が目立っていた。
「清水は2011年に『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)で天真爛漫なヒロインを演じ、特撮ファンのみならずアイドルマニアの間で高評価されていた。
しかし、どこかマニアックなイメージがついてしまい、それ以後は伸び悩んでいた印象がありました。
『まれ』で脚光を浴びた後も、再び同じポジションに戻ってしまうのではないかと危惧されていましたが、今回のゴールデン帯ドラマへのヒロイン抜擢によってメジャーなイメージが確定。
フジテレビなどの軽い恋愛ドラマではなく、手堅い推理モノなのもポイントが高い。
今後はドラマでもトップ戦線に躍り出るのは間違いないでしょう」(アイドルライター)
さらに女優としてだけでなく、バラエティータレントとしても躍進が期待される。
清水は4月から情報バラエティ番組『にじいろジーン』(フジテレビ系)に新レギュラーとして出演。
同番組はベッキー(32)が女性MCを務めていたが、不倫騒動によって出演休止に。
表向きは「一時休業」でベッキーはいまだにMC扱いだが、復帰が上手く進まなければ、このまま清水が入れ替わりに女性MCになる可能性が高い。
しかも、清水は情報バラエティのレギュラーは初めてだというのにソツなくこなし、一部では「もうベッキ—はいらない」といった声まで聞こえている。
「彼女は関西ローカルの『オールザッツ漫才』(MBSテレビ)の司会アシスタントを務めたこともありますが、その時もコテコテの芸人たちを上手くさばき、バラエティ対応力の高さを発揮していました。
また、女優として人気が出てくるとお高くとまってしまう人が少なくないのですが、清水さんはコント番組に喜々として出演するなどまったくその気配がない。
何でも嫌がらずに挑戦し、期待以上にこなしてしまう多才さがある。
朝ドラ出演後に『変態仮面』の続編のオファーがきたら断ってもおかしくないですが、清水さんは『今回は私もパンティを脱ぐのでしょうか』とコメントを寄せるなどノリノリのようですしね」(芸能関係者)
いかにも「清純派」といったビジュアルに反して、清水が気さくすぎる人柄なのはファンの間で有名。
このままいけば女優としてのブレイクだけでなく、バラエティーでも「第二のベッキー」が目指せそうだ。
【日時】2016年04月22日(金) 14:40
【提供】メンズサイゾー