■日本は侵略されている?
侵略や占領と言うと戦争を連想するオヤジが多いと思います。
実際に、戦争になると相手国の土地に侵略、占領していくことでしょう。
しかし、実は戦争だけが侵略・占領する方法ではないのです。
合法的に侵略・占領するためには土地買収をしてしまえばいいのです。
極端なことを言えば、日本全土の不動産を外国が買い占めてしまえば侵略・占領は合法的にできます。
そして、実はすでに日本は中国人に膨大な土地を買い占められており、侵略されているという主張があるのです。
■北海道が侵略対象?
中国人が不動産買収により、侵略していると言われているのが北海道です。
侵略しているのかはわからないが、北海道の森林が中国人によって買い占められているのは事実となっています。
“農林水産省の外局・林野庁の報告によると、平成28年1月から12月までの外国資本による森林買収が北海道では201ha外国資本で買収されており、この内167.6haが中国人による森林買収なのです。”
引用元:外国資本による森林買収に関する調査の結果について:林野庁
このように、中国人が北海道の森林を買収していることは事実なのです。
目的は侵略ではないと思いますが、森林は重要な水資源の元です。そこが中国資本により買収されるのは非常にリスキーでしょう。
しっかりと水の安全管理をしてくれれば安心ですが、もし水資源を破壊するような行動をされた場合には大きな被害が予想されます。
■日本では外国人も土地買収ができる
日本は外国資本による土地買収ができるのが現状です。
日本には外国人土地法という法律があります。
この外国人土地法の第4条では、国防上必要な地区において政令によって外国人・外国法人の土地に関する権利の取得を禁止や条件・制限を付けることができるようになっています。
それならば外国によって侵略されることはないと考える人もいるでしょう。
しかし、実際にはこの法律は有名無実のものとなっているのです。
実は2008年に韓国資本による対馬の土地買収が明らかになった事件がありました。
この際に外国人土地法の活用について検討がありました。
しかし、当時の総理大臣である菅直人首相は「外国人土地法は事実上有名無実になっている」と答弁しているのです。
このように、実質日本では海外資本による土地買収が簡単にできて、侵略することも不可能ではないのです。
■法律の整備が大切では?
結局のところ大事なのは外国資本により、実効支配されるようなことが起きないように法律の整備を整えることが大切でしょう。
欧米などの先進国の多くが外国資本による土地買収を認めています。
だから、日本も外国資本による土地買収を認めるというのは安直な考え方です。
実際に、アメリカでは対米外国投資委員会(CFIUS)が安全保障上懸念のある土地買収案件については審査されます。
そして、大統領の判断により、案件を拒否することができるのです。
このように、日本も法律を整備して外国からの侵略に備えるべきです。
戦争だけが侵略ではないのですから。
【日時】2017年10月31日(火)
【提供】YAZIUP