処分を受けたのは、大湊地方総監部(青森県むつ市)の第15護衛隊所属の50代の海曹長(停職5日)のほか、舞鶴地方総監部の護衛艦乗組員の海曹計6人(減給1月・15分の1)、佐世保地方総監部(長崎県佐世保市)の海曹4人(同)、呉総監部の海曹1人(同)の計12人。
舞鶴地方総監部などによると、平成28年11月28日の「護衛艦隊技能検定」で、大湊地方総監部の試験問題を取り扱う立場だった海曹長が元部下の依頼を受け、事前に受け取った問題と解答をスマホで撮影し、SNSで送信。その他の隊員にも拡散した。同検定は年1回、人事評価などの参考として、全国の総監部所在地のほか、航行中の艦艇などで実施されるため、事前に試験問題と回答が配布されていた。
舞鶴地方総監部の6人は事前に正解を記した解答用紙を作成し、試験会場に持ち込んで提出したとみられる。6人は「試験の好成績につながればとの出来心で不正を行ってしまった」と話しているという。
今回の検定は約1万人が受験したが、試験結果はすべて取り消されたという。
舞鶴地方総監部などによると、平成28年11月28日の「護衛艦隊技能検定」で、大湊地方総監部の試験問題を取り扱う立場だった海曹長が元部下の依頼を受け、事前に受け取った問題と解答をスマホで撮影し、SNSで送信。その他の隊員にも拡散した。同検定は年1回、人事評価などの参考として、全国の総監部所在地のほか、航行中の艦艇などで実施されるため、事前に試験問題と回答が配布されていた。
舞鶴地方総監部の6人は事前に正解を記した解答用紙を作成し、試験会場に持ち込んで提出したとみられる。6人は「試験の好成績につながればとの出来心で不正を行ってしまった」と話しているという。
今回の検定は約1万人が受験したが、試験結果はすべて取り消されたという。