万全でなかった日本女子=3人では粘り切れず−世界体操
日本女子は五輪切符への重圧だけでなく、大きな負担を背負っての戦いだった。決勝のメンバーは最大5人。各種目で3人が演技し、合計得点を争うが、3人で全4種目を行ったのは8チームの中で日本だけだった。
日本女子、団体総合6位=五輪出場決められず
体力面で不利な上に、集中を維持するのも難しい。エースの村上は「日本の強みである、ミスをしない、質が高い、粘り強いというところを今回は出し切れなかった」と悔しがった。
前半は順調だったものの、寺本が3種目目の跳馬の着地で大きくバランスを崩した。最後の段違い平行棒でも失敗を引きずって得点を伸ばせず、「(跳馬で)頭が真っ白になって、次に気持ちがいかなくなってしまった」。五輪2大会に出場した主将が涙を流した。
パワーハラスメント問題に絡んで宮川紗江が代表候補を辞退し、監督も代わった。他のメンバーが負傷するアクシデントも重なり、田中監督は「今回は(メンバーを)選択する幅がなかった」と嘆いた。東京五輪に向けたスタートとなった大会を万全の態勢で臨めなかったもどかしさが残った。(ドーハ時事)(2018/10/31-08:58)
[匿名さん]
世界選手権で金メダルゼロは塚原夫妻を追放した罰です
[匿名さん]