小学生の頃、僕は大した運動もせず、ただ、裏山を走り回って遊んでいた。
夏休み、何気なくテレビをつけると高校野球をやっていた。
僕は画面に引き込まれてしまった。
[匿名さん]
飛び散る汗、真っ黒なユニホーム、白球を追いかける姿。
カキーンという金属音、砂煙をあげてダイヤモンドを駈ける姿・・。
僕は決めた。
僕も甲子園に行く。
[匿名さん]
僕の家は貧乏だったので、グラブやバットを買うお金もなかった。
中学生になった僕は、毎朝走って新聞配達をした。
放課後の部活だけでは物足りなかったこともある。
[匿名さん]
しかし、バックを拾いその中に100万はいっていて
グラブとバットが買えた
[匿名さん]
野球部の練習が終わる時間は、テニス部の練習が終わる時間と同じだった。
敦子とは帰る方向が同じだったので、いつも敦子と帰った。
ドキドキした・・敦子が隣にいるだけでドキドキした・・。
[匿名さん]
ポジションは迷わずショートを選んだ。
テレビで見た選手の闘志あふれるプレーに感動したからだ。
僕も甲子園であんなプレーがしたいと思った。
[匿名さん]
冬の帰り道、手が冷たかった。
僕は手をそっと伸ばして敦子の手を握った。
敦子も僕の手を握り返してきた。
ドキドキして体が熱くなった。
[匿名さん]
僕は手を引き寄せ敦子を抱きしめた。
敦子はゆっくり目を閉じた。
僕の唇が敦子の唇に触れた。
唇と唇が触れるだけのフレンチキス・・
初めてのキスだった。
[匿名さん]
だが敦子は初めてではないらしく、すぐに舌を入れてきた。
[匿名さん]
夢だった
まだ中学1年の敦子が舌など入れるはずがない。
慌てるんじゃねぇよ!エロおやじ!
僕は夢のなかでエロおやじに怒った。
[匿名さん]
そのエロおやじと敦子が夕方の公園でなにかモソモソしていた!
[匿名さん]
エロおやじは敦子の父だった。
父は部活でおなかを空かせた敦子のためにコンビニでからあげくんを買ってくれていた。
「おいしいよ。からあげくん。」
[匿名さん]
敦子はジャンボフランクをむしゃぶりついて、食べた。
[匿名さん]
僕は毎日、練習に明け暮れていた。
1年では球拾いばかりだった僕も、2年ではショートをまかされた。
時々OBの先輩が教えにきてくれた。
僕が小学生のときテレビで見た、甲子園で活躍した憧れの先輩だ。
[匿名さん]
「おまえは、きっと俺を超える」
その先輩の言葉に励まされた。
[匿名さん]
3年になって、僕たちの中学は県大会で優勝し、全国でベスト8になった。
秋になって進路を決めなければいけなかった。
[匿名さん]
背丈は充分なくらい先輩を越えていた。そして技術も
女子高も名前が清美だったためか受かった。ソフト部に入部できた。
おれの息子は9人の膜を2週間でやぶった。
[匿名さん]
わしゃあ、はぁ書かんわ
おまえらが勝手に書け
エロおやじ
[匿名さん]
おじさんはうらやましいと言って、銀行に大金をおろしにいき
少年に会いに行った。
[匿名さん]
僕は敦子と別れる気なんかない。
高校は敦子と一緒に地元の公立高校に入った。
公立でありながら、野球部専用グランドを持つ名門校だ。
2度と来るなよエロおやじ。
[匿名さん]
あこがれの先輩の母校でもある。
僕もあのユニホームを着て甲子園に行きたかった。
[匿名さん]
新入部員は100人を越えていた。
男子生徒の半分は野球部だ。
でも小さい頃から野山を走り回り、中学の時には新聞配達で鍛えていた
僕の脚力は群を抜いていた。
補欠の番号ながら、ユニホームをもらえた。
[匿名さん]
そんな夏の大会直前、3年の飲酒が発覚し、1年間の対外試合禁止になってしまった。
[匿名さん]
試合も出来ない、練習ばかりの苦しい日々が始まった。
一人やめ、二人やめ、100人いた新入部員は20人になった。
[匿名さん]
でも、苦しい練習に耐え抜いた僕たちの絆は強かった。
「3年になったら、絶対にみんなで甲子園にいこう。」
そう誓い合った。
[匿名さん]
しかし、20人の中に投手がいなかった。
唯一ウインドミのができる奴が1人いた。その球速はすごかった。
県内にソフトボール部のある高校はない。
チャンスだと女子マネージャーがつぶやいた。
[匿名さん]
こいつは僕じゃない
僕がソフトをするのは、ずっと先のことだ。
[匿名さん]
県外のチームとも試合をしたが、野球に慣れた僕たちのプレーではスピードについていけなかった。
[匿名さん]
何度も対戦を重ねるうちに相手チームのマネージャーが気になり始めた。
[匿名さん]
なぜ完ちゃんが来るのかわからないんですけど、いい話になりそうなので
エロおばさんは、引っ込みます。
[匿名さん]
彼女にメールを書いては、書いては。こんな夜が3日続いた。
[匿名さん]