>>44続き
ところが、英語の「Challenge」は日本語の「挑戦する」とは意味がやや異なります。確かに「挑む」ことは同じなのですが、ボクシングでの「チャンピオン」に対する「チャレンジャー」に見られるがごとく、「(打ち破ろうと)戦いを挑む」というニュアンスが強い動詞なのです。
したがって、大谷投手のI will Challenge …は、やや大げさに言うなら「(日本代表としてアメリカを)負かしてやる」というちょっぴり攻撃的なコメントに取れなくもありません。サリス記者が「自信満々」と表現したのはそう解釈したからでしょう。
大谷投手のご両親は「言葉や生活習慣の違いが心配」と語っておられたようですが。正にその通り。それを克服するには、やはり必要以上に通訳に頼らず言葉とともに文化を習得するしかないでしょう。
そしてそのためには、「若いにしくはない」と思っています。