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けさ未明、中米メキシコでマグニチュード（M）7.1の地震が発生した。

気象庁によると、この地震による日本への影響はないという。

日本時間20日午前3時14分ごろ、メキシコ内陸部に位置する首都メキシコシティから南東100キロ付近を震源とするM7.1の地震が発生した。

震源の深さは51キロで、この地震による日本への津波の心配はないが、グアテマラとの国境に近いチアパス州の沿岸で1メートル75センチの津波が観測された。

現地の報道やツイッターの投稿によると、首都のメキシコシティーでは、激しい揺れによって、オフィス街のビルの外壁が崩れ堕ちたり、都市ガスからの出火で火災が相次いで発生しており、これまでにメキシコ国内で70人以上の死亡が確認されている。

在メキシコ日本大使館が、在留邦人の安全確認を急いでいる。

メキシコでは今月8日にも、南方沖の太平洋を震源とするM8.2の巨大地震が起きたばかりで、同国国防省は3400人体制で建物の下敷きになった人や不明者の捜索・救助にあたっている。