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■次のキーワードは発酵？！
ここ数年ずーっと話題になっている「スーパーフード」という単語。

チアシードやヘンプシードなど、ちょっと前までは「種子」が大きな注目を集めていましたね。

アサイーやケール、欧米ではカリフラワーもスーパーフードとして認知され人気となっていました。

確かにどれも素晴らしい栄養価を持っている食べ物ですが、あまりに度が過ぎると、もう何でもスーパーなんじゃねえのか？とすら感じてしまいます。

さてそんな中、次なるスーパーフード候補として本場アメリカで注目されているのはなんと「発酵食品」なんだそう。

我々日本人にとってはとても馴染みのある発酵食品ですが、もしかしたらアメリカ人からしたらちょっと珍しいのかもしれませんね。

具体的な食品名としては「納豆」「キムチ」「ヨーグルト」そして…「漬物」なんだそうです。

いやー、ほんと我々にとっては毎日食べてるようなものばかりですね。

発酵食品は栄養価が優れているだけでなく、腸内環境を良くする効果もあるのでそういった意味で「スーパー」なのでしょう。

■他にも続々注目食材が！
発酵食品以外にもいろいろな食品や食べ方が考案され欧米のフィットネス業界を賑わせています。

例えば「植物性の肉」「野菜や果物の皮」「ヤギの肉」等です。

植物性の肉というのは大豆やピーナッツ、えんどう豆などを利用して作られた加工肉のこと。

最近の技術は素晴らしく、本物の肉と比べて全く遜色がないそうです。

ヴィーガンからも受け入れられるということで人気に火がつきました。

野菜や果物の皮は、実は本体の部分よりも栄養豊富。

確かにリンゴや梨、ブドウ、サツマイモなど秋の味覚の多くは皮にほとんどの栄養を蓄えています。

秋の味覚繋がりで言えばシャケも皮及びその直下にめちゃくちゃ栄養があるんですよね。

皮をはいでシャケを食べるなど言語道断なんです。

ヤギ肉はコラーゲンの含有量が多く低カロリーなのが特徴。

筋疲労や関節痛の回復にも役立つということでトレーニーからの支持も高いようです。

２〜３年後には日本のスーパーにも並ぶかも？しれませんね。

■インド料理にも注目が集まる
ところでスーパーフードでは無いのですが、インド料理が最近人気だって知ってました？

欧米ではこれまでヘルシーブームの流れから脂質の少ない和食が人気でしたよね。

で、それが一段落したところで次の波がやってきたわけですが、それがインド料理なんです。

インド料理の特徴といえば数え切れないくらい豊富なスパイスの種類。

それぞれのスパイスには薬効のようなものがあり、これがアーユルベーダに繋がっているのです。

アーユルベーダというのはインドに伝わる伝統的な医学で、体と精神のバランスを調和させることによって体の不調を治そうという不思議な分野。

しかも単なるオカルトやスピリチュアルな世界の話しではなく、使われるスパイスやハーブには確かな薬効が認められているんです。

というわけで、これからは発酵食品とインド料理に注目！ですかね。

いずれにしてもブームに流されて食品の間を右往左往するだけでは効果は得られません。

自分の食生活を中・長期的な面からバランス良くデザインしてましょうね！