🎤 芸能ニュース

　広末涼子と有名シェフ・鳥羽周作氏のＷ不倫騒動は、思わぬところにまで飛び火している。

　22日発売の「週刊文春」（文藝春秋社）は広末の過去の不貞について詳報。21日の電子版にて先行公開された記事によると、2014年に佐藤健との不倫疑惑が報じられた際は、事務所側が事実無根と完全否定したものの、裏では佐藤や佐藤の事務所の関係者、広末の夫・キャンドル・ジュン氏も交えた密談が開かれ、内々に示談となったという。さらに、昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演も記憶に新しい成河（ソンハ）とも過去に不倫しており、このときはジュン氏が広末のあずかり知らぬところで成河に話をつけたとか。

　さらに、広末自ら「文春」記者に連絡し、所属事務所への不信感も語るなど、騒動はただの不倫劇に終わりそうにない。

　この記事が出る数日前の6月18日には、夫のキャンドル・ジュン氏が記者会見を開き、メディア報道へのあり方を問いかけ、とにかく子どもたちを守りたいというメッセージを語ったジュン氏の会見は大きな反響を呼んだ。一方、広末が芸能界で浴びる「強烈なプレッシャー」によって生じている精神的な問題や、事務所への不信感なども示唆され、波紋を広げてもいる。

「さらに、不倫相手の鳥羽氏から直接の謝罪がないと怒りを見せる場面も。ジュン氏は鳥羽氏の事務所に電話してアポイントを求めたが、応対したスタッフに事務的な対応をされ、時間を指定して鳥羽氏の店に行くと伝言するも、音信がないため再びジュン氏が連絡。別のスタッフから『どういったご用件ですか？』と聞かれるという機械的な対応を受けたとか。その後、鳥羽氏から、今日は都合が悪いので改めて必ず謝罪に行くとするメールが届くも、そこから具体的な日時の連絡などなく、『ここまで返答がないままなので、明日以降は弁護士の方に相談して、相手側の誠意ある謝罪がどういったことなのかを教えてもらいたい』と鳥羽氏の対応に厳しい言葉を投げかけていました」（芸能記者）

　「文春」は会見後のキャンドル・ジュン氏の直撃取材にも成功。会見を開いた18日の夜の時点で、鳥羽氏から連絡は来ていないという。

　こうした状況から、鳥羽氏への非難の声も上がっている。

「鳥羽氏は『サンデー・ジャポン』（TBS系）とグルメコラボ企画を進めており、5月に第一弾が放送されていましたが、6月18日の放送では、番組宛てに謝罪文が届いたとしてこれを紹介。『すべては僕の弱さ、未熟さの結果です。これから、ご迷惑お掛けした皆様に誠心誠意お詫びし、家族にもできる限りの償いをしていきます』などと謝罪しましたが、視聴者からは『謝る相手が違う』とブーイングが起こりました」（同）

　NHKは20日、鳥羽氏が出演予定だった27日放送回の内容を差し替え、過去のものの再放送に変更。事実上の降板ではとの指摘の声もある。また、19日には六甲バターが、今年4月から鳥羽氏と結んでいた2025年の大阪・関西万博に向けたメニュー開発などの契約について解除したことを発表。大手コーヒーメーカー・UCCホールディングスも同社のウェブメディアで公開していた鳥羽氏の記事を削除している。

　こうした中、鳥羽氏への批判の声は公式YouTubeチャンネルのコメント欄で“爆発”しているという。

「広末はマネージャーのInstagramがあるのみで、鳥羽氏のInstagram同様にコメント欄は閉鎖されているため、鳥羽氏の公式Twitterのみならず、YouTubeチャンネルにも向かったようですね。5月27日に公開された料理動画が現状最新のものなのですが、そのコメント欄には『簡単でおいしいレシピ参考にしていたのでYouTube止めないでください』『料理している鳥羽さんが好きだから更新が止まったら悲しいです』といったファンからの温かい声援がある一方で、『文春』が公開した広末からの“ラブレター”の文章をもじった冷やかしコメントや、『ちゃんとキャンドルさんに謝罪しろよ』『人の家庭をぶち壊しておいて料理に逃げないでほしい』といった直球の意見まで、さまざまなコメントが付けられています」（同）

　記者会見、そして「文春」インタビューでのキャンドル・ジュン氏の訴えを耳にして、鳥羽氏は今度こそ直接謝罪に向かうだろうか。