元NMB48の“みるきー”こと渡辺美優紀が出演予定だったインターネット放送「FRESH! by CyberAgent」の生配信番組が、開始5分前に急きょ中止となった。
昨年8月、グループ卒業と同時に所属していたKYORAKU吉本.ホールディングス(以下、吉本)を退社し、表舞台から姿を消していた渡辺。
21日に突如として個人ブログを開設し、24日には「FRESHにて私のチャンネルができた」と報告。
25日午後8時30分から生配信を行うと告知していた。
なお、同番組は冒頭のみ無料だが、以降は月額1,600円を支払った有料会員のみが視聴できるシステム。
多くのファンが事前に課金していた。
渡辺は、中止から約30分後にブログを更新し、「FRESHの会社にて生放送スタンバイしていたのですが、私もわからないのですが、5分前に事情により中止になっていました」と説明。
「またお会いしましょう!」としているが、「FRESH!」内のチャンネルは既に削除されており、再開の有無などは不明だ。
同番組については、放送前からネット上で「月額1,600円は高すぎ」「学生の僕にはとてもきつい」「強気だなあ」と話題になっており、現在は「返金は?」「本当に再開するの?」とファンを不安にさせている。
一方、「FRESH!」側は、チャンネル再開の有無や返金について、現段階では「確認中」であり、「回答までお時間をいただく場合がございます」としている。
「ファンは、吉本からクレームが入ったのではないかとザワついている。NMB48メンバーは事務所退社後、2年間は芸能活動をしてはならないという契約を結ばされているとウワサされており、昨年にはそれを裏付けるような騒動も起きています」(芸能記者)
騒動とは昨年10月、NMB48を2014年4月に卒業した赤澤萌乃、15年6月に卒業した照井穂乃佳、16年4月に卒業した西村愛華の3人が、大阪でファンとの交流イベントを開催すると告知。
しかし後日、西村は「テスト」、照井は「一身上の都合」を理由に不参加を発表。
出演者は、卒業から2年以上が経過していた赤澤のみとなった。
この時、赤澤は「精一杯頑張る」としていたが、結局、イベントが開催されることはなかった。
このほかにも、12年10月に卒業した松田栞が、14年11月にモデルとして活動を再開させたり、12年10月に卒業した太田里織菜が、15年3月に別のアイドルグループに所属した例なども。
卒業メンバー全員に“2年縛り”が課せられている可能性もありそうだ。
「芸能プロ同士のタレントの引き抜き合戦が起きないよう、芸能界には昔から“一定期間、芸能活動禁止”のルールが存在するものの、『2年は長すぎる』とNMB48ファンからブーイングが起きている。そもそも、プロデューサーの秋元康氏は、AKB48グループを『芸能界への踏み台』と位置づけており、これに逆行したルールとも。また、最近は清水富美加とレプロのトラブルで、芸能界のブラックぶりに関心が集まっていますから、ますます物議を醸しそう」(同)
そんな中、2年のブランクを回避する術も。
「NMB48卒業後に芸能活動を希望しているメンバーは、吉本興業の子会社である“Showtitle”に所属する流れができあがっている。当然、渡辺もここに所属し、卒業直後から仕事をするよう説得されていたが、これを頑なに飲まなかった。渡辺は、吉本に不満が募っているのでは?」(同)
NMB48ファンを騒然とさせた不可解な渡辺の“事件”。
裏で一体、何が起きたのだろうか?
【日時】2017年04月26日(水)
【提供】日刊サイゾー