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パタヤの南部のビーチエリアであるナ・ジョムティエンで、中国人観光客を乗せてスクンビット通りを走行中の観光バスの車輪が、突然脱輪する事故がありました。

パタヤ現地英字メディアのPattaya Mailが、伝えています。

損傷した一台はシボレーのTrailblazer、もう一台はトヨタのVigoです。

この事故でけが人はいませんでした。

バスの運転手のEakachai Seranonさん(60歳)は、当時は中国人観光客を乗せてセタヒップの観光名所に向かうために、ナ・ジョムティエンのスクンビット通りを南下して走行していたところ、車両の後ろの方から異音がしていると思ったら、車輪が外れて事故になったと語っています。

検査結果によると、車輪を固定していたホイールの8個のナットがせん断したためと思われます。

報道されている概要は、上記の通りです。

タイは交通事情が悪く、過去記事の通り交通事故も人口当たり死亡事故率が日本の約7.7倍と多い状況にありますが、事故率だけでなく、整備不良の車なども日本より遥かに多くあります。

それでも、スクンビットの大通りを走行中のバスの車輪が、突然脱輪して飛んできて事故になるというのは珍しく、恐ろしいですね。

今回は被害に遭ったのが車だけだったので、幸いにも怪我人は出なかったですが、バイクだと重傷者などが出た可能性が高いと思います。

PJA(パタヤ日本人会)でも、タイで移動の際は、日本メーカーなどの安全装置などを満たした乗用車での移動をお勧めしています。