韓国海洋水産部のムン・ソンヒョク長官が西アフリカ・ガーナ沖で韓国人が海賊に拉致された事件について、「船員救助に最善を尽くして、船員家族にも状況を積極的に説明して支援するよう」指示した。海洋水産部は21日、ムン・ソンヒョク長官が前日午後、国会法制司法委員会に出席し、韓国人拉致事件の報告を受けて、直ちに事故近隣海域の韓国船舶に対する安全情報の提供やモニタリング強化などを通じて、韓国船舶と船員の追加被害がないよう万全を期すよう要請したと明らかにした。さらに「外交部と協力し、韓国人船員の救助に最善を尽くし、船員の家族にも状況を積極的に説明して支援してほしい」と指示した。ムン長官は同日午後、海洋水産部総合状況室で対策会議を開き、現状点検や韓国人船員の救助対策について議論する。さらに、ガーナの現地に住む船員の家族に電話で状況説明や慰労の意を伝える計画だ。これに先立ち、海事リスクコンサルタント「ドライアド・グローバル」は20日(現地時間)、韓国人船長が乗船した漁船が西アフリカのガーナ沖で海賊に拿捕されたと明らかにした。
【日時】2021年05月21日(金) 11:31
【提供】WoW!Korea