19〜69歳の年金保険料支払い義務化、
23〜69歳の労働義務化、
69歳定年制の義務化、
年金受給開始年齢の70歳引き上げ
をすべき
[匿名さん]
実は知られていない「平均寿命」という言葉の本当の意味
「短命県」青森、「長寿県」から転落した沖縄の事情は
12月13日、厚生労働省が都道府県別の「平均寿命」(平均余命)を公表した。
「平均寿命」といっても、「実際に亡くなった時の年齢の平均」ではないことは、あまり知られていない。
厚生労働省人口動態・保健社会統計室の担当者も「亡くなった人の年齢の平均を出している訳ではありません」という。
どういうことか。
■「平均寿命」は亡くなった人の平均年齢ではない
その年の死亡率がこのまま変わらないと仮定した上で、その年に生まれた子どもがその後何年生きるか推計したものが「平均寿命」。なので今回発表されたのは「2015年に生まれた0歳の赤ちゃんが、今の死亡状況が変わらなければ、平均的に生きられるであろう」年齢で、「2015年に亡くなった人の平均年齢」ではない。
また、誰かが自分の年齢と平均寿命の差で、あと何年生きられるかと計算するのも厳密に言うと正しくない。0歳時点の平均余命と45歳時点の平均余命は違うからだ。
例えば、今回の調査で北海道男性の平均寿命は80.28歳だが、45歳の人は81.41歳、65歳の人は84.25歳と、年齢が上になるにつれ、余命が伸びている。75歳まで生きた場合、なんと87歳まで生きられる。当初の80.28歳からおよそ7年近く伸びている。
[匿名さん]
■下げ止まらない沖縄、毎回最下位の青森
男性のトップは滋賀(81・78歳)、女性が長野(87・67歳)。だが、ほかに気になる県が二つある。
青森県と沖縄県だ。以下この2県の順位の推移を見てみる。
トップクラスの長野、沖縄、青森を比べてみた
青森県は今回、男性(78.67歳)が9回連続で最下位、女性(85.93歳)も4回連続で最下位だ。
また、かつて男女ともに1位になったことがある沖縄県は、前回からさらに順位を落とし、男性(80.27歳)が36位、女性(87.44歳)が7位と、さらに順位を下げた。
前回の2010年の結果が公表された時、女性は3位、男性は30位に転落、地元紙などに「330ショック」などの見出しが載り、なぜこれほど順位を落としたのか検証する連載企画も掲載されるなど、大きな衝撃が走った。沖縄県はなぜ、調査のたびに順位が下がっているのか。
沖縄県は年代で死亡率(10万人当たり)の差が大きいという特徴がある。
目を引くのが、働き盛りの35〜65歳男性の死亡率の高さだ。5歳刻みで比べても、全国でワースト3位の常連だ。つまり「早死」の多さが、これが65歳を境に徐々に順位を上げていき、75歳〜80歳になると死亡率も6番目の低さとなり、長寿県並みになってくる。
80歳以上になると、死亡率は都道府県の中でもっとも低い。つまり、長寿な人は長寿なのだが、若い世代の「早死に」の多さが、沖縄県の平均寿命の伸びを鈍くしている要因の一つになっている。
[匿名さん]