児童虐待通告が初の10万人超え、DVも過去最多…外出自粛が一因か
2021/02/04 10:43
新型コロナ
警察庁は4日、昨年1年間の犯罪情勢統計(暫定値)を発表した。児童虐待の疑いがあるとして、全国の警察が児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは前年比8・9%増の10万6960人に上り、統計を取り始めた2004年以降、初めて10万人を超えた。DV(配偶者や恋人からの暴力)の相談や通報も、過去最多の8万2641件に上った。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が延びたことが増加の一因となっている可能性がある。
全国の警察は、児童虐待が疑われる事案を把握した際、対象となる子どもの安全や所在を確認した上で、児童虐待防止法に基づき、児相に通告している。
[匿名さん]
昨年の通告の内訳は、子どもに暴言を吐いたり、子どもの面前で親が配偶者に暴力を振るったりする「心理的虐待」が7万8355人で最も多く、全体の73・3%を占めた。次いで、暴力などの「身体的虐待」が1万9452人。食事を与えないなどの「育児放棄(ネグレクト)」が8858人で、「性的虐待」は295人だった。
摘発件数も過去最多だった前年(1972件)から159件増え、2131件に上った。このうち東京都大田区では昨年6月、当時3歳の梯稀華ちゃんが室内に1週間以上放置されて死亡。母親の沙希被告(25)が7月に保護責任者遺棄致死容疑で逮捕され、その後、同罪などで起訴された。
DVの相談や通報も過去最多となったが、昨年の増加率は前年比0・5%にとどまり、一昨年の6・1%より大幅に低かった。コロナ禍の外出自粛により、加害者が自宅に長時間いることで、被害者が外部に相談しづらかったケースも多かったとみられる。
一方、昨年の刑法犯の認知件数は61万4303件で、前年より17・9%減少し、戦後最少を6年連続で更新した。ひったくりなどの「街頭犯罪」(19万9282件)が27・0%の大幅減で、空き巣などの「侵入犯罪」(5万5525件)も21・9%減少した。警察庁は、コロナ禍の外出自粛による影響とみている。
甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)は「コロナ禍で警察や児相の活動も難しさを増し、家庭内の虐待や暴力の被害が見えづらくなっている恐れがある。オンラインで親子への面会を行うなどの工夫を行い、家庭へのきめ細やかな支援に取り組む必要がある」と指摘している。
[匿名さん]
子ども3人遺体事件 父親は虐待で過去4回児童相談所に通告
2021年2月27日 19時32分
福岡県飯塚市と鹿児島市で3人の子どもが遺体で見つかった事件で、子どもの父親が、3人のうち小学生の男の子への暴行でこれまでに4回児童相談所に通告されていたことがわかりました。
25日、福岡県飯塚市の県営団地で、小学3年生の田中大翔くん(9歳)が死亡しているのが見つかりました。
また26日夜になって、一緒に住んでいた3歳と2歳のきょうだい2人も鹿児島市のホテルで遺体で見つかり、父親はホテルの部屋から飛び降りて大けがをしました。
警察によりますと、父親は大翔くんへの暴行で、過去5年間に4回、警察から児童相談所に通告されたということです。
父親は警察に対し暴行したことを認め、そのつど大翔くんは一時的に児童相談所に預けられたということです。
一方で、3歳と2歳のきょうだい2人には虐待などに関する通告はなかったということです。
これまでの捜査で、大翔くんは今月中旬に死亡したとみられ、同じ時期に父親は福岡市でレンタカーを借り、2人のきょうだいを連れて宮崎県方面へ移動したことが分かっています。
乗っていたレンタカーに使われていない練炭が残されていたほか、滞在先からは遺書のようなものが見つかっていて、警察は無理心中を図ろうとしたとみて捜査しています。
警察は、父親が大翔くんが死亡した経緯についても知っているとみて調べています。
[匿名さん]
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[匿名さん]
<声をつないで>「銭湯行けない」深い心の傷 支援団体代表が語る性的DVの実態
3/14(日) 14:00配信
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毎日新聞
性的DV被害について語る「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」の正井礼子代表理事=神戸市内で2021年2月17日午後0時21分、反橋希美撮影
その女性は銭湯を前にして言った。「信じてもらえないかもしれないですけど、私は夫と別れてから怖くて裸になれないんです」
配偶者間の性暴力はドメスティックバイオレンス(DV)の中でも表に出づらく、刑事事件になるのは極めてまれだ。認定NPO法人「女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」(神戸市)の代表理事、正井礼子さん(71)は「被害者に深い心の傷を残す性的DVの実態を知ってほしい」と語る。
専業主婦だった正井さんは1992年、ウィメンズネットを結成。95年の阪神大震災後、夫や恋人から心身への暴力を受けている女性たちの悩みを多く聞くようになった。
性暴力の深刻さに気づいたのは約20年前。DV被害者の集いに来ていた、ある女性との出会いがきっかけだった。
女性は、10年近く前に別居した夫から毎晩のように髪をつかまれ、性行為を強要されていた。心身の調子を崩して病院を受診しても「夫婦間のこと」と理解してもらえず、誰にも相談できなかった、と明かした。ある日、相談機関に同行した帰りに銭湯の前を通りかかった。疲れを癒やせればと、正井さんが「お湯にゆっくりつかって帰ったら?」と声をかけると、女性は「裸になれないから」と断った。服を脱ぐと記憶がよみがえるため、入浴は髪を洗う時だけで下着をまとったままシャワーで済ませている、という。
[匿名さん]
【独自】「3秒だぞお前なんて」児相に火炎瓶・銃弾…息子保護巡りトラブル、父親依頼か
読売新聞 / 2021年4月29日 9時20分
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千葉県警察本部
千葉県柏児童相談所(千葉県柏市)で昨夏、火炎瓶が投げ込まれたり、銃弾が送りつけられたりする事件があったことが県警などへの取材でわかった。当時、息子の一時保護を巡ってトラブルになっていた自営業の40歳代の男(同県野田市)が、児相を逆恨みし、知人の男4人に脅迫を依頼したと県警はみている。4人は、脅迫や建造物損壊などの罪で逮捕・起訴された。
捜査関係者によると、自営業の男は、このトラブルで、児相職員を脅したとして、脅迫罪で逮捕・起訴された。起訴状によると、昨年8月12日午後1時頃、携帯電話で職員に対し、「3秒だぞ、お前なんて」「ほんとぶち殺すぞ」などと脅したとされる。
県などによると、児相の被害が始まったのは同日夜からで、敷地内で割れた火炎瓶が見つかった。同月18日には、公用車の窓ガラスが割られ、座席に火がつけられた跡があった。9月4日には外壁に職員の名前が落書きされ、同月8日には銃弾1発が送りつけられた。
自営業の男が、児相への脅迫行為に関して、知人の名前を挙げたことで、男4人の関与がわかったという。
[匿名さん]
《千葉》車内放置で女児死亡、逮捕された“キャバ嬢シンママ”の孤独すぎる生い立ち 8/3(火) 6:01 週刊女性PRIM
炎天下の車内に1歳の次女を放置し死なせたとして、千葉県警は7月23日、八千代市に住む自称・飲食店従業員の大越悠莉奈(おおこしゆりな)容疑者(25)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。
容疑者は3歳の長女、亡くなった次女の三櫻音(みおん)ちゃんと3人で暮らすシングルマザーだった。
「事件があったのは7月22日。容疑者は都内での夜勤仕事を終え、知人宅に預けていた2人の娘を迎えにいった後、自宅マンション前に止めた車内で3時間ほど仮眠しました。
そして午前10時ごろ、長女だけ自宅に連れていき着替えをさせた後、30分ほどしてから車内に放置していた三櫻音ちゃんを迎えにいくと、ぐったりしていた」
その後、「娘の意識がない」と容疑者から119番通報があったが、間もなく三櫻音ちゃんは熱中症で死亡した。
警察の調べに対し容疑者は「車のエアコンはつけていた」と供述している。
事件当時、千葉県は気温が30度を超える真夏日だったという。
幼い娘を炎天下に放置して死なせた容疑者だが、普段はどんな様子だったのか──。
同じマンションの住民は、
「この辺では珍しいくらいおしゃれで美人で。よく娘さんと一緒に買い物に出かけているのを見かけました。すれ違うとペコリと会釈もしてくれて感じのいい人ですよ
「お子さんも小ぎれいな服装をさせてもらっていて、虐待を受けている様子ではありませんでしたね」
[匿名さん]
ところが、こんな気になる話も……。
「今回の事件のように朝、彼女が車の中で寝ているところは何回か見たことがあります。娘さんが一緒だったのかまでは見ていませんが……」(同・住民)
長女が泣きながら母親を探し歩いていた
さらにはネグレクトを疑わせるような証言まで出てきた。冒頭の近隣住民が語る。
「今年の5月ごろ、マンションの中で長女が泣きながら母親を探し歩いていたんです。朝の9時くらいでしたね」
同じマンションに住む女性が保護して警察に通報し、母親の行方を捜したが……。
「なんと、不在と思っていた母親が、実は家で泥酔して寝ていたんですよ。娘を外に置き去りにしたまま、インターホンの音にも気づかなかった」
炎天下、長女は裸足のまま放置されていた。警察はネグレクトの疑いがあるとして児童相談所に通告をしたが、それでも今回の事件を防ぐことはできなかった……。
[匿名さん]
「このままじゃ殺される」知人ら市に何度も相談 大阪府摂津市・3歳児虐待死
産経ニュース / 2021年9月23日 20時29分
大阪府摂津市のマンションで8月、新村桜利斗(にいむらおりと)ちゃん=当時(3)=が殺害された事件で、桜利斗ちゃんが亡くなる前にも複数の関係者から摂津市に虐待を疑う相談が寄せられていたことが23日、市などへの取材で分かった。大阪府警に殺人容疑で逮捕された、桜利斗ちゃんの母親の交際相手で無職の松原拓海(たくみ)容疑者(23)が、日常的な虐待を繰り返していた疑いもあり、市や児童相談所(児相)は今後対応を検証するとしている。
「たっくん、いや」。桜利斗ちゃんは生前、母親の知人らにこう訴えていたという。複数の知人によると、桜利斗ちゃんは松原容疑者を「たっくん」と呼び、知人らが遊びに行った際は知人の膝の上から離れなかったりして、松原容疑者に近づこうとしなかった。
知人の30代女性は「今思えば、桜利斗は必死にSOSを出していたんだと思う。このままでは『桜利斗が確実に死んでしまう』と何度も行政に頼ったが、真剣に動いてくれたとは思えない。起きるべくして起きた事件だ」と振り返る。
摂津市などによると、桜利斗ちゃんと母親は平成30年10月、大阪府泉南市から摂津市に転入。昨年1月と今年4月、2度にわたり桜利斗ちゃんが通う保育園から「顔などにこぶがある」と摂津市に通告があった。今年5月には母親も、松原容疑者が桜利斗ちゃんに暴力を振るうと市に相談。市が松原容疑者に面会して警告すると、「もう手は出さない」と約束したという。
だが、その後も虐待は続いたとみられ、6月には母親の複数の知人が、市に「桜利斗ちゃんの顔にあざがある」「このままじゃ殺される」などと相談し、桜利斗ちゃんの一時保護を求めた。市は桜利斗ちゃんの様子を複数回確認したが体に外傷はなかったため、緊急性はないと判断。児相に伝えたが保護を求めるといった措置は取らず、府警にも情報共有されなかった。
府警によると、松原容疑者は8月31日午後、摂津市のマンション一室で桜利斗ちゃんに熱湯を浴びせるなどし、熱傷性ショックで殺害した疑いが持たれている。市の担当者は「対応は適切だった」とする一方、「今回の事案を重く受け止め、二度と起こらないように検証する」と話した。
[匿名さん]
母の交際相手、懲役13年確定へ=札幌女児衰弱死―最高裁
時事通信 / 2021年9月25日 18時9分
札幌市で2019年、池田詩梨ちゃん=当時(2)=が衰弱死した事件で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は25日までに、保護責任者遺棄致死と傷害の罪に問われた母親の当時の交際相手、藤原一弥被告(26)側の上告を棄却する決定をした。22日付。懲役13年とした一、二審判決が確定する。
一審札幌地裁は20年10月、被告と同居するまで詩梨ちゃんに虐待の形跡はなかったことなどから、被告が頭を殴りけがをさせたと認定し、被告側の無罪主張を退けた。一方、死に至るまでのけがをさせたとは断定できないとし、傷害致死罪の適用は見送った。
二審札幌高裁も今年4月、被告側の控訴を棄却した。
一、二審判決によると、藤原被告は19年5月中旬~6月上旬、詩梨ちゃんの頭を多数回殴り、皮下出血などを負わせた。さらに、詩梨ちゃんの母親(23)=懲役9年確定=と共謀し、けがの治療を受けさせず、必要な食事も与えず放置し、同6月5日に衰弱死させた。
[匿名さん]