🐮 東広島市雑談

２５日昼前、広島県東広島市の国道で、走行中のトレーラーの荷台から鉄板２５枚が落下して反対車線の乗用車にぶつかり、乗用車の２人が死亡する事故がありました。

　鉄板は何枚あるでしょうか。１枚、２枚、かなりの数の鉄板が、乗用車の右側半分を重なり合うように押しつぶしています。

　警察によりますと、午前１１時頃、広島県東広島市の国道で、大型トレーラーが積んでいた鉄板が荷崩れし、反対車線を走っていた乗用車に衝突しました。荷台から落ちた鉄板は２５枚で、重さは７００〜８００キロ、長さ３メートル、幅１．５メートル、厚さは２センチです。

　「バコンという音がしたので。あと、タイヤが燃えている臭いがしたので、駆け付けてみたらああいう状況になっていて」（近所の人）
　「山崩れの音か、鉄板の音。大きな音がした。ドーンいうような音でしたね」（近所の人）

　荷台から落ちた鉄板が、そのまま斜めに立った状態で道路を走り、乗用車に正面からぶつかったということです。

　現場は、片側一車線の緩い左カーブで、大型トレーラーは近くの産業団地に向かっていました。鉄板の幾つかは道路に落下した勢いのまま、反対車線の乗用車に激突したということです。押しつぶされた乗用車には、広島市のレンタカー会社に勤務する４５歳と５９歳の男性社員２人が乗っていましたが、死亡が確認されました。

　「（死亡した２人は）商談があるということで出かけた。長く務め貢献してきた方なので、本当に残念」（勤務先の同僚）

　警察は、大型トレーラーを運転していた３４歳の男を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕。荷台で鉄板をくくっていた金属製のワイヤーが切れていたことなどから、積み方に問題がなかったか調べを進めています。（