>>525を説明します。
コロナ前の東ソーも過去最高利益更新でしたが、主にクロル・アルカリ事業と石油化学事業が良かった。
最大の理由はまず1つがナフサ価格がシェールガスに対抗するために安くなった。
その2が2008〜2013年頃まで円高だったのが1ドル120円の円安になった。
その3が中国が環境問題で稼働率低下。需要<供給だったのが需要>供給になり商品価格が上昇。
結果的に原材料が下がり、販売価格が上昇して付加価値が上がった。
東ソーが特に利益高いようにみえますが、実は東ソーと同じ製品を作っているトクヤマも過去最高利益。
それで3つの恩恵を受けて高収益だったのは
三菱、住友、三井、昭和電工を始め石油化学事業の売上が大きいメーカーはどこも実は石油化学部門では高収益でした。
石油化学部門を縮小した化学メーカーさんは微妙な利益だったのに対して石油化学の売上比率が高い化学メーカーは高収益と言う結論です。
もちろん、国内の化学メーカーの石油化学部門が良かったのは国内の化学メーカーさんの一部が石油化学を縮小してくれたから。
凄い凄い長文になったけどええよな。