🏺 里庄町雑談

里庄町の消防団員が220万円着服 懲戒免職処分に
05月26日　17時06分

里庄町消防団の４０代の団員が、管理していた口座などから２２０万円を着服したとして、懲戒免職の処分を受けました。

里庄町によりますと、町の消防団で会計を担当していた４０代の男性団員は、
平成３１年４月からことし３月までの間に、自身が管理していた消防団の口座などから２２０万円を着服していたということです。

ことし３月になって、４年度分の会計報告をまとめて求めたところ着服を認め、
町などの調査に対して「ギャンブルなどの遊興費にあてた」と説明したということです。

消防団員は非常勤の特別職の地方公務員で、消防団は５月２３日付で、この団員を懲戒免職の処分にしました。
しかし全額の返済を約束していることから、刑事告訴はしないとしています。

町によりますと、コロナ禍だったこともあり、この団員については口座などの管理を任せっきりにしていたため、
不正に気がつかなかったということです。

そこで再発防止のため、町と消防団は今後、複数の人で会計を担当し、年度ごとに会計報告を行うよう徹底するとしています。

２６日の会見で加藤泰久町長は「消防団への信頼を失墜させる行為で、住民に対して申し訳なく思っている。
消防団は、より一層の緊張感を持って職務にあたってほしい」と述べました。