>>194神仏の存在は見えません、それゆえに誰もが疑い悩みます。
あの聖人に最も近い人と言われた、マザーテレサでさえ、神の存在が感じられず悩み苦悩しました。
ですから、我々凡人が神仏の存在に懐疑を持つのは当たり前の事です。
しかし、この世は我々の見えない世界によって、私達の見えている世界が動かされている事も事実です。
今、宇宙物理学では私達の見える世界、触れている世界はわずか4%で残りの22%が見えない観察できない暗黒物質であり、残りの74%が観察できない暗黒エネルギーだと言われています。
つまり、私達人間には見る事も観察することも出来ない存在がこの宇宙のほとんどを占めているのです。
私達は、その存在があるから今ここに存在することが出来るのです。
もしその見えない存在に大きな変化が起きた時、私達は突然消滅することもあり得る訳です。
「私達の見えない世界に真実が存在している」この事をしっかり把握して、神仏の存在に対して再び考えるなら、そこに私達の人智を超えた存在を感じることが出来ると思います。
私達は幾ら自分でこの世界を自由に動かそうとしても、この世界を動かしている、この世界を包んでいる見えない真実の存在によってそれを阻止されてしまいます、その見えない存在の摂理に従って行動するならば我々は思った通りの結果が出るのです。
運命とか、宿命と一般に言われているものがそれです。
私達は生まれた時から、その見えない存在の流れの中で決められた生き方をしているに過ぎないのです。