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山形市の飲食店で10月、居合わせた客にけがをさせたとして、少年サッカークラブの指導者を務める男など3人が20日、逮捕された。

逮捕されたのは、山形市西田に住むサッカーJリーグ・ジュビロ磐田の元選手で、NPO法人山形フットボールクラブ職員・後藤篤志容疑者（43）と、同じく山形フットボールクラブの職員で、山形市荒楯町の横山彰容疑者（44）、それに山形市瀬波の会社役員・三沢大介容疑者（39）の3人。

警察によると、3人は10月14日午後10時頃、山形市江俣の飲食店で、居合わせた42歳の男性の首をつかんだり、足を蹴ったりして捻挫などのけがをさせた疑い。また、後藤容疑者はその数分後、店の駐車場で42歳の女性客の髪を引っ張るなどして、全治15日間のけがをさせた疑い。警察の調べに対し、3人とも「暴力を振るっていない」などと容疑を否認している。

後藤容疑者と横山容疑者は、山形フットボールクラブで小中学生を指導し、後藤容疑者は県サッカー協会の若手の育成を統括するユースダイレクターも務めている。