衝撃的なシーンは、チャイニーズ・タイペイvsペンシルバニアの一戦で飛び出した。ペンシルバニアが1-5と4点ビハインドで迎えた4回。1死走者でチャイニーズ・タイペイの打者のバットから快音が響き、打球がセンターへと伸びていった。打たれたピッチャーは、ホームランになると確認したのか、その場に立ち尽くした。
しかし、14歳の中堅手ジャック・レジェニェ君が背走すると、最後は大きくジャンプ。打球をつかんだものの、そのままフェンスに腰を強打し、頭から“柵越え”してしまった。それでも、レジェニェ君はフェンスの向こう側ですぐに立ち上がり、グラブを掲げて捕球をアピール。審判はアウトをコールした。
試合を中継した地元テレビの実況は「フェンスを飛び越え、捕球しました! 冗談だろ!」と絶叫。解説者も「どの野球レベルにおいても、史上最高のプレーでしょう。彼はフェンスを飛び越えました。なんてプレーでしょう」と驚きを隠せない様子だった。
[匿名さん]
「現場は混乱」もルール上はアウト、「得点阻止と公式に認められた」
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「見よ、ペンシルバニアのジュニアリーグ中堅手がフェンスを飛び越え本塁打を阻止」とのタイトルでこのスーパープレーを特集。そして、「チャイニーズ・タイペイ戦の4回、中堅手のジャック・レジェニェは週末最大の見せ場を演じた。彼は外野フェンスを飛び越えホームランを強奪したのである」と伝えた。
さらに「彼が本塁打を阻止したかについて混乱が生じたものの、レジェニェは得点を阻止したと公式に認められた」と、当時の現場の様子を紹介。確かに、ホームランになるのではないかとの疑問が頭をよぎるプレーだ。ただ、ルール上は空中であってもグラウンド内に片足でも残った状態で捕球すれば、その時点で打者走者はアウトとなる。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」によると、現場では初めはアウトと宣告され、その後ホームランに判定が覆ったが、最終的には再びアウトが認められたという。
今月1日(日本時間2日)のレッドソックス-インディアンス戦では、インディアンスのオースティン・ジャクソン外野手がハンリー・ラミレスのホームラン性の打球をスーパーキャッチした後、そのままフェンスを越えてフェンウェイ・パークの右中間にあるブルペンに落下するというスーパーキャッチがあった。この時もルール通りに捕球が認められていた。
「Cut4」は最後に「このような跳躍をすると、外野フェンスは強固な障壁というよりも、フィールドとの境界を示すだけのものになる。レジェニェが外野にいる時、敵打者はそのことを考えた方がよいだろう」と記事を締めくくっている。まさにフェンスを“無力化”した(Full-Count編集部)
[匿名さん]
<野球U−18>日本代表カナダへ 「戦いながら成長」清宮
8/28(月) 19:39配信
毎日新聞
野球の第28回U−18(18歳以下)ワールドカップ(9月1〜10日、カナダ・サンダーベイ)に出場する高校日本代表は28日、カナダへの出発を前に羽田空港で記者会見し、主将の清宮(早稲田実)は「まだ仕上がってはいないが、戦っていく中で成長して世界一になれれば」と決意を新たにした。
清宮にとっては吉報もあった。中学時代に所属したチームが27日に米国でのリトルリーグのワールドシリーズで優勝したといい、「自分はこういういい流れを大事にしている。いい感じでカナダへ入れる」と喜ぶ。高校日本代表は22日から国内で合宿を行ってきた。悲願の世界一へ向け、大黒柱は「一つになって戦っていきたい」と意気込んだ。【安田光高】
[匿名さん]
東京北砂がリトル世界一 ワールドシリーズ決勝で米国破る
米国を破り優勝し、大喜びの東京北砂ナイン=ウィリアムズポート(AP=共同) 1枚
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野球のリトルリーグ、ワールドシリーズは27日、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで決勝が行われ、日本代表の東京北砂が米国代表のチームに12-2で五回コールドゲームで勝ち、優勝した。日本勢の優勝は一昨年の東京北砂以来。
一回に2点を先行された東京北砂は、二回に3点を挙げて逆転。四回に4点、五回に5点を加えた。(共同)
[匿名さん]