2019.1.17 20:37
今季未勝利の沙羅、次戦へ抱負「かみ合わない状態が続いているが…」/ジャンプ
特集:高梨沙羅
公式練習を終え記者会見する高梨沙羅=17日、山形市【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第8戦は山形市のクラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で18日に行われる。17日は記者会見が開かれ、今季未勝利の高梨沙羅(クラレ)は「思っていることとジャンプがかみ合わない状態が続いているが、少しでもこの後のシーズンに向けて実りのあるものにしたい」と抱負を述べた。
この日は予選も予定されたが、悪天候のため翌日に延期となった。
19日は団体第1戦も実施予定。日本は初めて行われた昨季に2戦2勝で、伊藤有希(土屋ホーム)は「連覇を目指して日本チームの力を出していきたい」と意気込んだ。
[匿名さん]
未勝利苦しむ高梨沙羅が2位「応援がパワーに」
1/18(金) 20:42配信 日刊スポーツ
未勝利苦しむ高梨沙羅が2位「応援がパワーに」
2位に入り祝福の花火を背に記念撮影する高梨(撮影・滝沢徹郎)
<ジャンプ女子ワールドカップ(W杯)蔵王大会>◇18日◇第1日(個人第8戦)◇山形・クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)
【写真】1回目92メートルを飛んだ高梨
今季W杯未勝利と苦しんでいる高梨沙羅(22=クラレ)が、合計203・5点の2位で3戦ぶりとなる表彰台に立った。1回目92メートルを飛んで2位につけ、2回目も94メートルにまとめた。悪天候で前日17日の予選、この日の試技兼予選が中止となり、ぶっつけ本番で臨んだ大会で自国開催の意地を見せた。優勝はダニエラ・イラシュコ(オーストリア)で、今季2勝目。
◇ ◇ ◇
高梨が、大好きなジャンプ台で意地を見せた。1回目に助走速度この回3番目タイの86キロで92メートルをマークし、2回目は86・1キロの助走速度から94メートル。2回目92・5メートルを飛んだイラシュコに1回目の“貯金”差で逃げ切られたが、国内開催3戦目でようやく表彰台に届いた。
悪天候のため前日17日に中止になった予選はこの日も取りやめ。1回目が最初の飛躍とぶっつけ本番だったが、蔵王はジャンプ台別で最多7勝。12年にW杯初勝利を飾った相性の良さがある。「悪天候の中(観客の)皆さんの応援してくださる力がパワーになりました」と、まず「蔵王」に感謝した。
今日19日は団体第1戦も実施予定。日本は初めて行われた昨季2戦2勝と圧倒した。3連勝へ、エースとして期待がかかるが「調子は良くないですが、1つずつ前進していきたい。少しずつ自分に合うものが見つけられてきている」と前向きだった。
[匿名さん]
サンスポ 2019.1.19 19:44
日本女子、3位で連勝ストップ 沙羅は2本とも90M台/ジャンプ
女子団体、高梨沙羅の1回目の飛躍=クラレ蔵王シャンツェ【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会第2日は19日、山形市クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で団体第1戦が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)、勢藤優花(北海道ハイテクAC)、岩渕香里(北野建設)、高梨沙羅(クラレ)の日本は768・3点で3位だった。
高梨が1回目に92メートル、2回目に95メートルと、2回ともチームでただ一人の90メートル台を飛んだ。日本はW杯で初実施された昨季から2戦全勝だったが、連勝が止まった。
ドイツが838・6点で初勝利。オーストリアが811・2点で2位、ノルウェーが756・5点で4位だった。
高梨沙羅の話
「楽しみにしていた団体戦でモチベーション高くジャンプできた。個人戦に向けて、いい波に乗っていける」
伊藤有希の話
「1番手は(チームに)勢いを付ける大切なポジションだと思っているが、役目を果たすにはちょっと足りなかった」
勢藤優花の話
「チームに迷惑をかけないようにとすごく考えてしまって、それが良くなかった。(3位は)今の実力通りの順位だと思う」
岩渕香里の話
「今季はドイツがチーム全体で調子が良く、なんとか2位か3位に食い込めるようにイメージしていた」
[匿名さん]