F1フランスFP2:目指すは3連勝……トップはレッドブル・ホンダのフェルスタッペン、角田は13番手
2021/06/19 07:22
F1第7戦フランスGPのフリー走行2回目では、メルセデス勢を抑えマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムをマークした。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は13番手だった。
F1フランスFP2:目指すは3連勝……トップはレッドブル・ホンダのフェルスタッペン、角田は13番手
F1第7戦フランスGPのフリー走行2回目をトップタイムで終えたのは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。
フランス、マルセイユ郊外に位置するポール・リカール・サーキットで開催されるフランスGP。昨年は新型コロナウイルスの影響により開催中止となったため、2年ぶりに“グランプリ”発祥の国をF1が走ることになった。
第5戦モナコGP、第6戦アゼルバイジャンGPと市街地サーキットでの2戦を終え、第7戦フランスGPから常設サーキットでのF1の3連戦が始まる。
気温27度、路面温度は47度という中始まったフリー走行2回目は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)以外の19台が早々とコースに駆け出した。多くのドライバーがミディアムタイヤを履く中、アストンマーチン勢がソフトタイヤ、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、遅れてコースに出たシャルル・ルクレール(フェラーリ)はハードタイヤを最初のタイヤセットに選択した。
午前中に行なわれたフリー走行1回目からドライバーやチームを悩ませるのは、コース脇に設置された黄色のソーセージ型縁石だ。このセッションまでにバルテリ・ボッタス(メルセデス)のフロントウイングやフェルスタッペンの左翼端板が犠牲となっている。
セッション中盤からは、新品のソフトタイヤを投入しての走行を行なうドライバーも増えてきた。土曜日の予選が同じ時間帯というだけに、各車予選想定アタックを開始。残り25分というところでフェルスタッペンは、ソフトタイヤでセクター1・3で全体ベストを記録し、トップタイムをマークした。
予選想定アタックが終わると、各車はソフトタイヤやミディアムタイヤを再投入し、決勝に向けたロングランペースを確かめた。