女王・小平破り歓喜のヘルツォーク「宝物になる」
[2019年2月9日7時34分]
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女子500メートルの表彰式でポーズを取る(左から)2位の小平奈緒、優勝したバネッサ・ヘルツォーク、3位の曽我こなみ(ゲッティ=共同)
女子500メートルの表彰式でポーズを取る(左から)2位の小平奈緒、優勝したバネッサ・ヘルツォーク、3位の曽我こなみ(ゲッティ=共同)
女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)は37秒20で2位となり、この種目の国内外での連勝が37で止まった。バネッサ・ヘルツォーク(オーストリア)が37秒12で優勝。23歳の曽我こなみ(日本ハウスH&R)が37秒60で3位に入り、辻麻希(開西病院)は7位だった。
女王・小平をついに破ると両手を高々と掲げた。女子500メートルはヘルツォークが圧巻の滑りで悲願の勝利。首から下げた金メダルを「宝物になる。小平選手が速いので、金メダルが欲しいというのはおこがましいと思っていた」としげしげと眺めた。
既にオリンピック(五輪)に2度出た23歳。平昌五輪は500メートルで4位だった。「タイムは悪くなかったけど、やっぱりメダルは欲しかった」と悔しさをばねに急成長。今季ワールドカップ(W杯)では小平不在の3レースで全勝し、残り6度は2位。蓄えてきた力を、練習拠点としているインツェルのリンクで爆発させた。
[匿名さん]