<一般人襲撃>工藤会組員に懲役20年求刑
毎日新聞 12/27(火) 13:12配信
特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)が起こしたとされる一連の一般人襲撃事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われた工藤会系組員、和田和人被告(37)の論告求刑公判が27日、福岡地裁(松藤和博裁判長)であり、検察側は懲役20年を求刑した。
検察側は「意に沿わない者は一般人でも徹底的に力で屈服させるという工藤会特有の論理に基づいており類を見ない凶悪な犯行」と非難した。
[匿名さん]
歯科医師刺傷事件の審理開始 被害者親族が出廷 工藤会トップ裁判
6/30(火) 11:32配信
西日本新聞
福岡地裁が入る合同庁舎=福岡市中央区(資料)
特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(64)の第46回公判が29日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。歯科医師刺傷事件(2014年5月)の審理が始まり、被害者の親族男性=傷害罪で公判中=が出廷。田上被告が事件への関与をうかがわせる発言をしていたと語った。
検察側の冒頭陳述によると、被害者は1998年2月に射殺された元漁協組合長の孫。父親は漁協幹部を務めており、漁業補償金の分配などに強い権限を有していたが、同会の利権介入を拒絶していたという。
証言で男性は田上被告が同会と距離を取る父親に不満を持っていたと説明。2014年2月、田上被告から「(父親は)まだ分からんのか。危害を加えたくないが、これは会の方針やけの」と告げられたと述べた。
事件の約2カ月後に襲撃の理由を尋ねると、田上被告は「(父親が)分からんけ、やるしかねえやねえか」「警察は守ってくれん。分かるやろ。父親に言うとけ」と発言したという。
起訴状によると、両被告は他の組幹部らと共謀し同年5月26日、北九州市小倉北区の駐車場で、野村被告の指揮命令に基づき歯科医師の男性=当時(29)=を多数回刺して殺害しようとしたとされる。
[匿名さん]
「一切分からない」から証言一転 刺傷被害者の親族、心境変化語る 工藤会トップ裁判
7/1(水) 12:03配信
西日本新聞
福岡高裁、地裁、家裁、簡裁と検察審査会が入る合同庁舎=福岡市中央区
特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(64)の第47回公判が30日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。歯科医師刺傷事件(2014年5月)の被害者の親族男性=傷害罪で公判中=が出廷し、工藤会が事件に関与したとうかがわせる証言に至った経緯を述べた。
証言によると、男性は事件の発生直後に「(警察から)心当たりはないかと聞かれたが、一切分からないと答えた」と説明。一方、15年1月の男性の供述調書には、事件の約3カ月前に田上被告が漁協に関する利権に関心を示し、事件を示唆する発言をしていたと記載されていた。
その間の心境の変化を問われた男性は「工藤会は恐ろしい組織だが、(親交のある)被害者の父親が落ち込んで悲しそうな姿を見るのが嫌になった」と証言。「警察に自分が知っていることを言わなければいけないと思った」と話した。
[匿名さん]
「うちの会が危険とは思ってない」‟特定危険指定暴力団”工藤会 トップ2人が歯科医師刺傷事件の無罪主張
9/13(日) 18:01配信
FNNプライムオンライン
福岡・北九州市に君臨する、特定危険指定暴力団・工藤会。
関わったとされる4つの市民襲撃事件で、殺人の罪などに問われている会のトップ野村悟(73)被告と、ナンバー2の田上不美夫(64)被告の裁判が福岡地裁で続いている。
【画像】工藤会2トップはこの2人
裁かれているのは4つの事件。
1998年の漁協元組合長射殺事件、2012年の福岡県警元警部銃撃事件、2013年の看護婦刺傷事件、そして2014年の歯科医師刺傷事件。
ナンバー2 歯科医師刺傷事件で無罪を主張
歯科医師の男性が工藤会系組員に刃物で襲われた事件について、8月28日 福岡地裁で工藤会会長・田上不美夫被告の被告人質問が行われた。
襲われた歯科医師の男性の父親は当時、漁業補償などに強い影響力を持っていた北九州市漁協の幹部。
検察側は、港湾利権の介入を狙った工藤会が、漁協幹部を屈服させるため、息子である歯科医師の男性を襲ったと主張している。
弁護側:
事件に関与したか?
田上不美夫被告:
いえ、一切関与しておりません
弁護側の被告人質問に、田上不美夫被告は無罪を主張。
検察側の質問には…
検察側:
会長として、組員が事件を起こした事についてどう考えているか?
田上不美夫被告:
被害者に対して、すみませんという気持ちはあります
「うちの会が危険とは思ってなかった」
検察側:
事件の責任もあって工藤会を解散させることは考えているか?
田上不美夫被告:
譲られてきたもの、私の代で勝手に決めるものではない
検察側:
会長を辞めるつもりは?
田上不美夫被告:
今の時点ではありません。また辞めるべきとも思いませんし、執行部と話さなきゃいけないことがたくさんあると思っている
[匿名さん]
■「うちの会が危険とは思ってなかった」
検察側:
事件の責任もあって工藤会を解散させることは考えているか?
田上不美夫被告:
譲られてきたもの、私の代で勝手に決めるものではない
検察側:
会長を辞めるつもりは?
田上不美夫被告:
今の時点ではありません。また辞めるべきとも思いませんし、執行部と話さなきゃいけないことがたくさんあると思っている
検察側:
5代目工藤会は、平成24年に特定危険指定暴力団に指定。全国で初、唯一。暴力団については指定暴力団と指定されることもあるが、特定危険指定暴力団はどういう場合に指定されると認識しているのか?
田上不美夫被告:
公安委員会が決めたこと。うちの会が危険とは思ってなかった
検察側:
指定されたことにはどう思った?
田上不美夫被告:
危険なことするのは全国にあると思う。なんでうちがそう指定されないといけないのかと言う気持ちはあった
[匿名さん]