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日本海北部と三陸沖でふたつの低気圧が急速に発達しており、あす朝にはオホーツク海でひとつにまとまると予想されることから、これから北日本を中心に強い冬型の気圧配置になるおそれがあるとして、気象庁が警戒を呼びかけている。

急速に発達する低気圧の影響で、2日は北日本の上空に氷点下33度以下の寒気が流れ込み、北日本を中心に気圧の配置が強い冬型に戻される見込み。

このため、西日本の日本海側では今夜、東日本や北日本ではあすにかけて、非常に強い風が吹き、北日本では猛吹雪になり、海は大しけとなるおそれがある。

2日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、▽北海道28メートル（40メートル）、▽東北・北陸・近畿地方25メートル（35メートル）、▽関東甲信・東海・中国地方23メートル（35メートル）。

これに伴って北海道から近畿地方では8〜6メートルの高波に警戒が必要だ。

また北海道や東北地方ではこれから大雪が降り、あす午後6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで北海道・東北地方で60センチになる見込み。

一方、東日本から北日本では今夜にかけて気温が上昇し、雨が降るところもあることから、雪解けが進んで、雪崩や土砂崩れのおそれがあるとして注意を呼びかけている。