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米マサチューセッツ工科大学（MIT）の大学院生ふたりが、ルービックキューブを世界で最も早く揃えることができるロボットを開発した。

これまでの記録を大きく縮め、わずか「0.38秒」という世界最速記録を打ち立てた。

目にも留まらぬ早業とはまさにこのこと。

MIT機械工学科の大学院生ベン・カッツさんと、電気工学科3年のジャレッド・ディ・カーロさんは今年1月、大学内のエレクトロニクス研究会で意気投合し、ふたりで世界最速ロボットの開発に挑戦しようと決心した。

ルービックキューブはご存知のとおり、ハンガリーの建築学者が約40年前に考案したもので、その後、米国のおもちゃメーカーが発明者の名前を冠した「ルービックキューブ」の名前で世に送り出したところ、爆発的にヒット。

世界キューブ協会が認めた公式大会は世界中で開催されており、2年に一度行われる世界大会では、世界中の愛好家が集まって、速さを競い合うが、人間の記録では1秒を切ることはあり得ないが、その壁を打ち破ったのがロボットだ。

ロボットの世界では、2016年の「0.637秒」がこれまでの最速記録だったが、ベンさんとジャレッドさんは過去のロボットのビデオを繰り返し見続けて、モーターの問題に気づき、最速のものに取り替えてコントロールシステムも改良したところ、目論見通り、従来記録を0.257秒も縮めることに成功した。

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  MIT Robot Breaks Rubik’s Cube Reco

  
  

  A robot developed by MechE graduate student Ben Ka...