スピード違反の暴走運転の記録を自らネット上に公開していた男性について、当サイトに情報が寄せられた。問題視されたのは、男性がTwitterに掲載した内容だが、その発覚に至る経緯が通常とは異なるものだった。騒動の発端は、TikTokに公開した動画が削除されてしまったと、男性がTwitterで訴えたことだ。その一つは、男性がバイクにまたがって腰を振ったり、バイクの前で四つん這いになって股間にタイヤを押し当てたりするなど、性行為の真似事をするという内容の動画だった。「水着で腰振ってる方がエロいでしょ!俺まだ服きて腰振ってるだけじゃん!」と記して、男性は動画の削除に対して抗議の意思を表明した。
この抗議内容が、人々の反感を買うこととなった。バイクに乗る人々によるマナーの悪い行為が問題視されて、一部の施設に利用制限がかかるという事態が相次いでいるためだ。そのような状況で、男性が動画で公開した悪ふざけは、事態をさらに悪化させる可能性のあるものではないかと物議を醸した。この件が注目された結果、TikTokから削除されたと男性が訴えた、もう一つの動画も話題に。バイクで走行する様子を撮影した動画なのだが、「俺4速までしか入れてないのになんで!?」と男性は記し、動画の削除に納得がいかない模様だ。動画にはスピードメーターが映っており、160キロ以上での走行であることが確認できる。
今年7月には、「高速で200キロ路肩抜き運転を色んな車に披露してやった」という。その3日後には、「一時停止不停止くらいで止められたらたまったもんじゃねえわバカが」、「だりーけん逃げたわ」と書いていた。8月には、運転中の男性に停止を命じた警察官を盗撮した画像を公開して、逃亡に成功したと自慢した。
トンネル内の路上に仲間たちが座り込み、バイクで疾走する様子を撮影する場面を記録した動画もある。その他にも、各種の動画やツイートに対して、異論が提起されている。当サイトが男性の過去のツイートを確認したところ、トランプを使った賭博行為に及び、その様子を画像で公開していたことも新たに発覚した。
男性は、6月に以下のように豪語していた。「まあみんな炎上したら投稿消すと思うんよね でもまあ俺そこらの一般人より思考回路がズレまくってるからどんどんあげちゃうんよね まあ仕方ないよね 生まれた時から頭のネジ2本ないとかそういうレベルじゃなくて ネジすらないから」。だが、男性は問題視された上記の動画等を削除済みだ。
男性は自身の顔画像を定期的に公開しており、職業や在住地域も記していた。また、男性が乗っているバイクのナンバープレートが鮮明に写っている画像も掲載していた。当サイトが男性の過去のツイートを調べた結果、漢字表記の氏名が記された書類を撮影した画像等も見つかった。当サイトでは、男性の在住地域を管轄する警察署に連絡を取った。担当者曰く、本件を把握しているかどうかということは確認が必要であり、その場では回答できないという。詳細を尋ねられたので、問題視されている事柄や発覚に至る経緯、指摘されている論点等を説明した。それらの情報に基づいて実態を調査し、対応を検討するという。
【日時】2019年09月15日(日)
【提供】探偵Watch