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韓国青瓦台（大統領府）は26日、来月7〜8日、米国のドナルド・トランプ大統領の訪韓期間、在韓米軍平沢基地を訪問するように要請したと明らかにした。

青瓦台の関係者はこの日「平沢基地は最近完成した近代的な施設で、世界の米軍基地の中でも立派な施設を備えており、当然トランプ大統領が訪韓する場合、韓国の平沢基地を訪問して在韓米軍が平沢基地をどのように活用しているかを視察してほしいとの意思を伝えた」と述べた。

また別の青瓦台関係者は、韓国メディアとの電話取材で「今回のトランプ大統領の訪韓の際、最も必要なのは安保や北朝鮮核のメッセージだが、そのようなメッセージを発信できる場所である上、防衛費分担を最も模範的に行っている事例をトランプ大統領に見せ、その誤解を変えることができるならそれは重要な国益だから一挙両得ではないか」、「米国が多様な選択肢から平沢基地を選択するとするならば、我々としては反対する理由がない」と説明した。

だたし、青瓦台の一部では韓国政府が「トランプ大統領がDMZ（非武装地帯）を訪問しないでほしいという意思を米側に伝えた」という報道が出たことについては強く反論した。

青瓦台の関係者は「韓国政府が米国政府に（そのような）意思を伝えたことはない」とし「（それは）完全なる事実ではない」と主張した。

同関係者は「トランプ大統領が平沢基地を訪問して、別の場所に行くのかはホワイトハウスが決定して発表すべきもの」とし「青瓦台が大統領の訪問場所を先に言うことはできない」と述べた。

一方、トランプ大統領は25日（現地時間）ホワイトハウスで記者団からDMZ視察について問われ「話さないほうがよさそうだ。皆さんは驚くことになるだろう」と述べて、“サプライズ訪問”の可能性が提起されている。