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ヨーロッパ北部では18日、オランダやドイツなどで風速40メートルを超える猛烈な風が吹き荒れ、運転中のトラックが横倒しになったり、港の積載コンテナが崩落したほか、アムステルダムの国際空港では運航が停止し、ターミナルビルの屋根が吹っ飛ぶなど、各地でさまざまな強風被害が発生した。

この原因は、ドイツ語で「フリードリケ（Friederike）」と名付けられたハリケーン。

英国BBCなどの報道によると、フリードリケは17日の夜から翌朝にかけて英国から欧州北部に上陸し、広い範囲に影響を及ぼした。

このうちドイツやオランダでは、最大風速40メートルを超える暴風の影響で、作業中の消防士2人を含む8人が死亡。

各地で街路樹が倒壊し、高速道路を走行中のトラック17台が横転したり、長距離鉄道の架線が損傷して運行がストップしたほか、オランダでは歩行者が風にあおられて吹き飛ばされたり、自転車ごと巻き上げられる事故も報告された。

またアムステルダムのスキポール国際空港は、ターミナルビルに3つある出発ロビーのうち、2つの建物の屋根が吹っ飛んだため、一時的に閉鎖された。

北大西洋に面したポルトガルの港町ナザレでは、海が大荒れ、大しけ状態で、灯台に訪れていた観光客グループが高波にさらわれそうになった。

その衝撃的なシーンがとらえられている。

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  https://twitter.com/severeweatherEU/status/9539402...