バンコクで昨夜、公道上でバイクのロードレースなどをしていた容疑で88人が逮捕されました。
タイ大手英字メディアのNationが、以下のように伝えています。
■88 motorcyclists arrested in road racing clampdown(バイクロードレースの取り締まり、88人逮捕)|Nation報道によると2019年3月8日(金)夜、バンコクでタイ警察による公道上のロードレースの取り締まりが行われ、警察は公道でのロードレースをしていた容疑などで88人を逮捕、ロードレース用に違法に改造されたバイク92台を押収しました。
警察は夜12時10分から記者会見を開き、この取り締まりについて発表しました。
発表によると、逮捕された88人のうち27人は18歳以下でした。
また警察によると、週明けの3月11日(月)には、逮捕した人間全員が矯正のセッションを受ける事になるということです。
また、違法な騒音を出すバイクに改造していた44台のバイクには所有者に罰金を科しました。
また、スピードカメラを使って52人の他のロードレーサーの写真を撮影し、その52人について逮捕状を発行しました。
これまでの所、そのうち25人からは出頭の連絡があったということです。
報道されている概要は上記の通りです。
タイの交通事情は、日本と比べると人口当たりの死亡事故発生率が約7.7倍と酷い状態となっています。
現地の実情を見ると、18歳以下の無免許の子供による運転や、違法な公道上のロードレースなどにより、この状態がさらに悪化しています。
パタヤでも以下の過去記事のように、このような公道上の違法なロードレースは見られ、パタヤの大通りであるスクンビット通りや、ジョムティエンのセカンドロードなどで夜に見かけれます。
■パタヤでバイク100台以上が公道でレース!タイ警察は現在、バンコクでもPJAのあるパタヤでも、このような違法な公道レースや違法な改造バイクの取り締まりを強めています。
タイに在住する外国人としては、この取り締まりにより、タイの交通事情が改善し安心して暮らせる環境になることを願っています。
【日時】2019年03月10日(日)
【提供】タイランドハイパーリンクス