🏯 松山市雑談

私は中学生のときずっと苛めにあってました
臭い、汚い、の罵倒は毎日
あだ名はｸﾘ便器でした
生きていくことが苦痛しかなく中学二年のとき自殺を決意しました
自殺を決めてからは不思議な高揚感の中旅をしているような日々を送っていました
自殺決行日の前日最期に大好きだったお婆ちゃんの顔を見てお別れをしようと思いお婆ちゃんちにいきました。
お婆ちゃんはいつもの優しい笑顔で迎えてくれ、ｽｲｶを出してくれました。
あのときに食べたｽｲｶの味は未だに忘れられません
私もお婆ちゃんの前では、明るく元気に生きている孫を演じていました。
夕方になり帰ろうと玄関先で靴をはいていたら、お婆ちゃんにお婆ちゃんに「これ帰ったらきいとおみ」と声をかけられ一枚のCDを渡されました。

うちに帰り部屋で自殺の準備をはじめました。自殺の方法は随分と悩みましたが首吊りに決めていました。
首をかけられるようﾛｰﾌﾟを縛り準備を整えあとは、日付が変わったら家を出るだけ。
ベットに腰をかけると本棚の上に無造作に置かれた一枚のCDが目に入りました。
そうお婆ちゃんから貰ったCDです。
気がつけばCDをﾌﾟﾚｰﾔｰにｾｯﾄしていました。
再生ボタンを押しました。
哀調のある前奏から曲の世界に引き込まれ聴き終わったあと私は号泣をしました。
こんなに優しく切なく温かく歌に包まれた衝撃、死の世界から抜け出せた虚無感。
あのときの感情を表す言葉はいまだにみつかりません。
ただ決めたことは「生き抜いてやろう！」ただそれだけでした。
その後いじめとの戦いなど多くの戦いから逃げずにぶつかり勝ち続けました。
あのとき死ななくてよかったと今心から思います。
私を死から救った神曲
そう。それは宇都宮貞史先生の「泣かせて」です。
本物の歌手の魂の歌「泣かせて」
皆さんも是非聴いてみてください