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所詮、キハ47

ＪＲ肥薩線の観光列車『いさぶろう・しんぺい』が改造され、来年春に、福岡と大分を結ぶ久大線の観光列車に生まれ変わることが分かりました。

肥薩線の観光列車をめぐっては『ＳＬ人吉』の引退も決まっていて、残るは『かわせみ やませみ』のみとなります。

ＪＲ九州によりますと、福岡の久留米駅と大分駅を結ぶ久大線を走る観光列車が来年春に運行を開始する予定で、その観光列車のベースにＪＲ肥薩線の観光列車『いさぶろう・しんぺい』が使用されるということです。

肥薩線は２０２０年７月の豪雨で甚大な被害を受け、いまなお一部区間で運休が続いていて、人吉駅と鹿児島・吉松駅間を走っていた『いさぶろう・しんぺい』は、被災後、ＪＲ九州のツアーなどの団体専用車両として使われています。

肥薩線の熊本県内の区間では、被災前、３つの観光列車が走っていましたが、『ＳＬ人吉』も今年度中の引退が決まり、残る観光列車は『かわせみ やませみ』のみとなります。

『いさぶろう・しんぺい』は車両改造のために、今年秋には運行を終了する予定で、ＪＲ九州はラストランなどのイベントを検討しているということです。