まず、村田真一ヘッドコーチ(53)の退団は決定的だ。原政権から横滑りで入閣、指導者経験のない高橋監督の参謀役に期待されたものの、この2年間の働きを評価する声は球団内からもほとんど聞かれない。地位に恋々とするタイプではない本人は、2年前に一度は原前監督に殉じて退団する決意を固めていた。それを翻意してもらった高橋監督からの信頼は厚いとはいえ、これ以上の延命は本人の性格的にも良しとはしないだろう。
後任には、小久保裕紀前侍ジャパン監督(45)の名前が巨人周辺では囁かれている。高橋監督にとっては、現役時代から「もしボクが監督をやることになったら助けてください」と約束している兄貴分。侍ジャパン監督としてハクをつけた小久保氏も、かわいい弟分から正式な要請があれば、二つ返事でOKするともっぱらである。
後任には、小久保裕紀前侍ジャパン監督(45)の名前が巨人周辺では囁かれている。高橋監督にとっては、現役時代から「もしボクが監督をやることになったら助けてください」と約束している兄貴分。侍ジャパン監督としてハクをつけた小久保氏も、かわいい弟分から正式な要請があれば、二つ返事でOKするともっぱらである。