リオ五輪組織委員会の公式ホームページによると、キムは1994年8月10日生まれ。22歳の誕生日を銅メダルで飾ったことになる。
身長161センチ、体重55キロという基本データやプレースタイル、国際大会での成績以外、その他の個人情報は謎に包まれている。試合後の肉声も伝わってこない。
福原、石川ともキムとは初対戦だった。しかし、日本チームにまったくデータがなかったわけではない。
今年2月〜3月、クアラルンプールで行われた世界選手権で、日本は1次リーグ、準決勝で2度北朝鮮と対戦している。キムはいずれの試合でも、伊藤美誠(スターツ)と戦っている。
1次リーグでは伊藤に1−3で敗れているが、4日後に行われた準決勝では、11−4、11−6、11−7のストレートで伊藤をまったく寄せ付けなかった。そこからは、対応能力の高さがうかがえる。
シェークハンドのカット守戦型で、強打を粘り強く拾い続けて、相手のミスを誘うタイプとされていた。事実、石川との試合では2ゲームを先取されながら、持ち味を発揮して逆転勝ちを収めた。
ところが、福原との3位決定戦では序盤から攻撃的な一面も披露。福原が対応しかけると、また新たな一手を繰り出して翻弄した。
試合後、0−3から1ゲームを奪った際の作戦を問われた福原は「まだ団体戦が残っているから言えません。秘密は守らないと」と口を閉ざした。団体でのメダル獲得に向け、北朝鮮を“難敵”と認めた形だ。
身長161センチ、体重55キロという基本データやプレースタイル、国際大会での成績以外、その他の個人情報は謎に包まれている。試合後の肉声も伝わってこない。
福原、石川ともキムとは初対戦だった。しかし、日本チームにまったくデータがなかったわけではない。
今年2月〜3月、クアラルンプールで行われた世界選手権で、日本は1次リーグ、準決勝で2度北朝鮮と対戦している。キムはいずれの試合でも、伊藤美誠(スターツ)と戦っている。
1次リーグでは伊藤に1−3で敗れているが、4日後に行われた準決勝では、11−4、11−6、11−7のストレートで伊藤をまったく寄せ付けなかった。そこからは、対応能力の高さがうかがえる。
シェークハンドのカット守戦型で、強打を粘り強く拾い続けて、相手のミスを誘うタイプとされていた。事実、石川との試合では2ゲームを先取されながら、持ち味を発揮して逆転勝ちを収めた。
ところが、福原との3位決定戦では序盤から攻撃的な一面も披露。福原が対応しかけると、また新たな一手を繰り出して翻弄した。
試合後、0−3から1ゲームを奪った際の作戦を問われた福原は「まだ団体戦が残っているから言えません。秘密は守らないと」と口を閉ざした。団体でのメダル獲得に向け、北朝鮮を“難敵”と認めた形だ。