昨年5月、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系元組員らが裁判員に「よろしくね」などと声を掛け脅したとされる事件を踏まえている。
起訴内容は昨年2月23日、敦賀市の正木組事務所近くの路上で、山本被告が事務所や駐車中の車に向けて拳銃5発を発射したり、拳銃1丁と実弾10発を所持したとされる。
福井地検は昨年3月に起訴し、12月9日に裁判員裁判からの除外を請求。弁護側も同意していた。決定は12月19日付。1月12日に初公判があり、裁判官の合議により同18日に判決が言い渡される。
最高裁によると、全国での除外決定は昨年11月末時点で、福岡地裁5件、同地裁小倉支部6件、岡山地裁1件となっている。12件のうち11件が工藤会関係者らが被告の事件となっている。
工藤会系元組員らによる声掛け事件後、最高裁は全国の裁判所に再発防止を要請。各地の地裁では、裁判員への接触禁止を傍聴人に口頭で伝えることや、裁判員の送迎などの対策を進めている。
起訴内容は昨年2月23日、敦賀市の正木組事務所近くの路上で、山本被告が事務所や駐車中の車に向けて拳銃5発を発射したり、拳銃1丁と実弾10発を所持したとされる。
福井地検は昨年3月に起訴し、12月9日に裁判員裁判からの除外を請求。弁護側も同意していた。決定は12月19日付。1月12日に初公判があり、裁判官の合議により同18日に判決が言い渡される。
最高裁によると、全国での除外決定は昨年11月末時点で、福岡地裁5件、同地裁小倉支部6件、岡山地裁1件となっている。12件のうち11件が工藤会関係者らが被告の事件となっている。
工藤会系元組員らによる声掛け事件後、最高裁は全国の裁判所に再発防止を要請。各地の地裁では、裁判員への接触禁止を傍聴人に口頭で伝えることや、裁判員の送迎などの対策を進めている。