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北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が南北対話反対派はもちろん、米朝対話反対派も粛清したと米国のウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が19日（現地時間）報道した。

WSJは金正恩委員長が、腐敗清算という名目で資産階級の資産を差し押さえる方法で国連の北朝鮮制裁で枯渇した金庫を満たしており、同過程で南北関係改善や米朝対話に反対する人物らも粛清したと伝えた。

金委員長は約50〜70人の高官を粛清したと伝えられた。

金委員長のこのような動きは自身の権威を強化するためのもので、自身の権威を強化することで、南北和解や米朝対話を引き続き進めるためのものと見られる。

また内閣で南北和解や米朝対話を主張する派に力を与えるためのものとも分析される。

今回粛清された軍部関係者は父親である故金正日（キム・ジョンイル）総書記も触れなかった最高幹部も含まれたことがわかった。