＞先日、とある酒席で「函館で一番美味いラーメン屋はどこか？」という話しになりまして。
＞育った環境とかで味の好みは人それぞれなので不毛な話題な訳ですが、先方が「函館麺工房」という回答。
＞これには意表を突かれましたね。
＞予想としては赤松街道イチ不味い、あの人気店か、○○の辛味噌炙りチャーシューという答えを期待していたのですがｗ
＞この店は10年ほど前に来ているはずです。ブログを始める前なので公式記録には残っていませんが、味の記憶も残っていません。
＞道南のラーメン店は99%訪問していますが、ブログに載っていない店は1回食ってリピ無し店というご理解で。
＞メニューはまさに函館を象徴するような味噌・塩・正油・辛味噌のあっさりとこってり。初めて函館に来た頃はラーメン屋の
＞メニュー数の多さに驚きましたね。チェーン店ならわかるけど、こいつら個人店の店主として自分のこだわる味・客に食って
＞ほしいメニューが無いのか？と。ラーメン屋にあんかけ焼きそばがあるのも理解不能でした。ここから、このブログのタイトルが
＞生まれた次第です。
＞とりあえず注文したのは「あっさりのしお」750円。そこにトッピングがプラスされると900円、1,000円の世界。
＞まとまっているようで雑な微妙な盛り付け。
＞カウンターオンリーの広々とした店内にオープンキッチン。フライパンでもやしとチャーシューをゆる～く炒めているのが
＞確認されました。それ由来のアブラが浮いています。
＞スープはかなり熱い。もやしの臭みが強い。豚骨鶏ガラブレンド系で化調強め。それ以外の特徴は無し。
＞麺は多加水のジェネリックな縮れで、最近では珍しいくらいのかんすい臭。
＞ロースチャーシューは柔らかく甘めの味付け。フライパンで焼き目をつける必然性が全く感じられない。
＞奇妙な形にカットされた色の濃い味玉は味も濃いめ。
＞悪いが、各項目別でも70点以上をつけられる部分が一つも無い。これで価格が安ければまた違ってくるとも思うが…。
＞謎の開店時間11:03の理由を尋ねてみると、「ただの洒落」とのことでした。納得のノンリピ。
