修学旅行生の高校生が漁業体験
05月17日 19時21分
横浜市の高校生が修学旅行で留萌市を訪れ、水揚げされた魚を網から外す漁業の体験学習をしました。
留萌市は基幹産業の漁業について知ってもらおうと３年前から横浜市にある横浜隼人高校の修学旅行生を受け入れて、漁業の体験学習を行っています。
１７日は留萌港にある市場にけさ引き上げられたばかりのカレイ漁の刺し網が運び込まれ、２年生の生徒１９４人が魚を網から外したり、さばいたりする作業を体験をしました。
生徒たちのほとんどは漁業体験が初めてで、地元の漁業者からコツを教わりながら楽しそうに作業をしていました。
２年生の男子生徒は「魚が網から外せなくてとても大変でした。普段は肉を食べることが多いですが、これからは魚も食べるようにします」と話していました。
漁業者の佐賀弘三さんは「子どもたちの魚離れが進んでいますが、この体験を機会にもっと魚を食べてくれるようになれば」と話していました。
生徒たちがさばいたカレイは、干物にして後日、学校に送られる予定です。
