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No.11575101
#448
リニア新幹線の影響懸念 学習会に多くの参加者

アジアプレス・ネットワーク 5月29日(金)11時30分配信


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時速600キロを超えて世界最高速度更新という話題ばかりが先行するリニア新幹線。その安全性や環境への影響などを考える「リニア市民ネット・大阪」主催の学習会が4月25日、大阪市港区の弁天町生涯学習センターで行われた。ジャーナリストの樫田秀樹さんが、リニア実験線周辺で起きている水枯れや残土などの問題を報告した。(矢野宏/新聞うずみ火)
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リニア新幹線の影響懸念 学習会に多くの参加者


大阪市で4月25日に開かれたリニア新幹線の環境影響に関する学集会には、関心を持つ多くの市民が参加した。環境破壊の現状を報告するジャーナリストの樫田秀樹さん(撮影・矢野宏)


◆ すでに起きている水枯れ、建設残土問題

リニア中央新幹線は、東京(品川)—名古屋間を40分で、大阪までを最速67分で結ぶ。JR東海は、2027年に品川—名古屋間を先行開業し、その収益で5.5兆円の工事費を返済したあと、45年に大阪まで延伸する計画を立てている。だが、大阪市の橋下市長や関西財界は27年の大阪開業を求めており、自民党内でも「名古屋—大阪間の3 兆6000億円は国費で無利子融資すべき」と決議している。

リニア計画をめぐる問題がいろいろと懸念されているが、樫田さんは「問題はすでに起きている」と切り出した。
品川—名古屋までの全長286キロのうち86パーセントがトンネル。樫田さんは「1997年4月、山梨県でリニア実験線の建設が始まると、周辺の河川や沢の水が枯れ始めた」という。

99年9月、大月市朝日小沢地区の簡易水道の水源が枯れ、2008年に笛吹市御坂町で実験線の延伸工事が始まると、町の水源である「天川(てがわ)」の水が消えた。


[ 匿名さん ]
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