爆サイ.com 北海道版

🕌 宗教総合


No.5667047
#33


さて 法華経の名僧と言えば僧侶ではないけども

宮沢賢治の名が挙がるだろう。
彼は熱心な法華経信者であった。

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体をもち

欲は無く
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さなワラぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば
行って看病してやり

西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い

日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き

みんなに、でくのぼーと呼ばれ

褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
 

これこそが法華経の真髄では無かろうか?

宮沢賢治は

『銀河鉄道の夜』
という傑作童話をのこしているが
内容を一言でまとめると

孤独で世界に居場所のない少年ジョバンニが、
銀河鉄道の旅を通して

、みんなの幸せのために
尽くすことが、生きる意味である

と悟るまでを書いた物語で、法華経を良く現していると思う。

法華経は差別をしない経典で有るからだ。


[ 匿名さん ]
TOP