>>653
あくまで撮影会はキャッチボール。
モデルとカメラマンがカメラを通じて無言の会話をする。
基本ファインダーとレンズを通してモデルとコミュニケーション。
まあ俺クラスになると、会話も入れながら撮影するけどな。
こっちも色んな意味で緊張するが、モデルは俺ら以上に緊張する。
特に初見のカメラマンには。何を言うか分からんし、
どういう撮り方するのかも分からんから。
最低限1か月分のブログやツイッターはチェックするし、
出演作品のサンプル位は見る。たわいもない会話で十分。
向こうから話すタイプもいるし、こっちに色々聞いてくる場合もある。
向こうが話さないならこっちが話し、向こうが話し始めたら聞き手に回る。
こっちの会話は取っ掛かりでチェイサー。モデルに気持ち良くなってもらわんと
良い表情、エロい写真は撮れん。心を開かないと股も開かん(笑)。
とは言っても、後半になってクライマックスになると、
無言でシャッター音だけが響く。無音の電子シャッターなんて糞くらえ。
官能的なシャッター音はお互いに興奮させる。
序盤は単写か低速連写にする。後半は高速連写を短く区切って使う。
押しても1秒まで。俺は大体0.6秒だけ押す。これで3枚撮れる。
通常カタログ値7コマはシャッタースピードの制限あるから、モデル撮影の
遅いスピードだと大体秒5コマ。それを短く区切るとスピード感は出るけど
無駄打ちせずに、ある意味楽に一瞬の表情撮れる。
ノッテきたら余計な会話は不要になる。
ただし清元は結構オシャベリタイプなのかな。大体終了5分前になると
スローダウン。俺は今日の撮影会の〆の挨拶動画を一眼レフで撮る。
意外とこれで楽しい事が起きる(笑)。それはヒミツのあっこちゃんでーす。
